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【ブックレビュー】乙女の読書道(著:池澤 春菜)

更新日:

【作品情報】
 作品名:乙女の読書道
 著者:池澤 春菜
 ページ数:240ページ
 ジャンル:エンタメ(エッセイ)
 出版社:本の雑誌社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 本が好き度 : ★★★★★★★★★☆
 こういう人におススメ! : 池澤春菜さん好き、本が好き

 

■作品について

声優として活躍する池澤春菜さん。
彼女は同時に偏執的な(?)読書狂であることも有名である。
そんな池澤さんが雑誌に連載していた、SF・ファンタジーを中心とした書評を一冊の本にしたもの。

この一冊を読めば、あなたも池澤さんの一端に触れることが出来る?

■関連ブックレビュー
SFのSは、ステキのS

■良かった点

まず表紙、池澤さんの本棚が映っているわけですが、本好きとしたらここに目がいってしまいますね。
どんな本を持っているのだろうと、タイトルの分かる背表紙を目で追いかける。
そして追いかける以前に分かるのは、青背の多さ(笑)
ハヤカワ文庫、どれだけ持ってんねん! と。
残念ながら背表紙の文字は小さくて、どの作品があるのか分からないのですが・・・・分かる人いたら、教えてください(ブレードランナーだけは大きい文字で分かりやすい)

さて肝心の内容だが、先に記載したように、池澤さんの趣味に溢れており、ニッチでマイナーな作品が多く紹介されている。それもSF・ファンタジーに偏食して。
まあ、彼女の好物なのだから、そりゃそうか。
書評と言いつつ、その薦め方は池澤さん独自の言葉というか、説明のしかた。それをどうとるかというのはあるが、3ページという制限された量の中だけに、分かりやすく簡潔に紹介されている。
波長が合う人は、読みたくなる本が色々出てくるはず。

しかし、選定されているのは、かなりなマニアックさと感じます。
私、読んだことのある本は数冊しかなかったですよ。
読みたいと思っていた作品、知っている作品はもっとありましたけれど。

ちなみに池澤春菜さん、朝日新聞でも文庫本紹介の連載を持っている。
確か5人の書評家で持ち回りなので、池澤さんのは月に1回、読めるかどうかだけれど、それも毎回楽しみにしています!
最近だと、「池澤さんだからこの辺の作品を紹介してくるんじゃないか?」なんて予想を立てて、その本が紹介されていると、やっぱり来た! と思う反面、新しく手に取ろうと思う本が1冊減るので悲しくもある(1記事で3冊紹介)

■ここが改善できるともっとよかったかも?

雑誌連載していたときの制約なんでしょうけれど、3ページ、文字も大きいので紹介できる内容には限界がある。だからそこまで深い内容紹介にはどうしても至らないのは致し方ないところか。
でも気軽にマニアックな作品の紹介を読むにはOK。<br>

 

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感想(1件)

 

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