みなさんこんにちは、神門です。
昔からTVゲームが好きです!
ゲームを開発、発売してきたメーカーさんは昔から沢山ありますが、そんな老舗の中の一つが、
サンソフト
であります。
サンソフトといえば
- 「いっき」
- 「アトランチスの謎」
- 「マドゥーラの翼」
- 「リップルアイランド」
等々のゲームを開発し発売してきました。
懐かしいですね!
そんなサンソフトのゲーム事業が始まってから45年!
サンソフトのゲームに関する歴史を描いた一冊、『サンソフトクロニクル』が発売されました!
分厚くてしかも定価5,500円!
こんなマニアックな本を一体誰が買うんだと思った貴方!
私が買いましたよ!!
ということで、今回はこの『サンソフトクロニクル』についてチラッとだけ紹介したいと思います~。
収録されているのは
- サンソフトギャラリー
- もりけん先生インタビュー
- アーケード基盤や設計図
- スーパーファンタジーゾーン企画書
- フライヤーコレクションやCM等
- 関係者へのロングインタビュー
といった内容です。
頁をめくってまず見ることができるのが、サンソフトギャラリー。
これは分かりやすいですね。
サンソフトが生み出した数々のゲームのイラスト関連が多数収録されています。
もちろんカラーですし、一つ一つが大きい!
見たことがあるものから、初めて見るものまで、楽しませてくれます。
ああ、これもサンソフトだったのか!?
みたいなものもあるかもしれません。
「マドゥーラの翼」のルシアさん。もりけん先生のインタビューが面白いですよ(笑)
「サンソフトクロニクル」 株式会社太田出版より引用
そして、そのサンソフトでビジュアルをてがけていたもりけん先生のインタビュー。
当時、どのようにしてサンソフトに入社することになったのか、またサンソフト内でどのような仕事をしていたのか。
その時の気持ちとか、どのように仕事に向かっていたとか分かります。
当時のファミコンは使える色も限られていますし、ソフトの容量がそもそも小さい。
だけど、そんな限られた条件下でどれだけのものを作り出すかというところが逆に面白いと感じたのは、もしかしたら当時の製作者に共通することなのかもしれませんね。
現在のように、その辺の制限がかなりなくなってくると、逆にどこまで何をしたら良いのかの加減が難しいのかもしれません。
また当時は女性が主人公のゲームもちらほら出てきて、女性キャラのビジュアルもかなり進化していた時期です。
そんな中でもりけん先生の描いた「マドゥーラの翼」のルシアも完成度が高かったですねー。
インタビューの中でも書かれていますが、
- レイラ
- アテナ
- ワルキューレ
等々、ゲームのパッケージを美少女が飾る作品が増えていたのは事実です。しかもみな、微妙に露出度が高い(笑)
このね、微妙にというバランスが良いと思います。
特に個人的には「レイラ」はパッケージのビジュアルに騙され、激ムズのゲームそのものに涙した記憶がとても強い。
でも、あのレイラのビジュアルはとても素晴らしかったと思います。
だってあれ、「ダーティペア」が好きだったら絶対に買うでしょう!?
ていうか、絶対に描いた人はファンでしょ。
あるいは「トップをねらえ!」・・・あ、「トップをねらえ!」の方があとだった。
話しはそれましたが、まあ、そういう色々な方面に想像の羽を広げて楽しめますよ。
当時のサンソフトのゲームを知っている人なら。
続いて、技術のサンソフト、ということで、アーケードゲームの基盤とか、カセットの設計書とかが載っています。
・・・ハード屋さんは、こういうのを見るのが楽しいのかな!?
さすがに私は、基盤とか見てもピンときませんでした。
でも分かる人には、「ああ、こうなってたのかー!」とかなるのでしょうか・・・?
わからん。
これが「ルート16」の基盤かー!! ってなるんですかね?
「サンソフトクロニクル」 株式会社太田出版より引用
そして本作の目玉でもあろうと思われる、「スーパーファンタジーゾーン企画書」!
ゲームの企画書って、こんな風に造られているんだー!?
というものですよ。
ファンタジーゾーンはシューティングゲームではありますが、もちろんその世界観の設定やストーリーから始まり。
ステージ構成や武器、アイテム設定。
OP、EDの流れ。
諸々が載っております。
ゲームの企画を作りたい人は、これは参考になるのかな?
昔過ぎるのでしょうか??
よくわからないな、その辺は。
これは読まなきゃわからない!
「サンソフトクロニクル」 株式会社太田出版より引用
そしてサンソフトヒストリーということで、各フライヤーやCMなどがズラリ!
フライヤー見るのって楽しいですよね~。
そして最後に、サンソフトの開発に携わった様々な人たちのロングインタビュー。
こちらも、当時の開発状況とか、そのゲームにかけた思いとかが分かります。
ロングインタビューというだけあって、読みごたえばっちりです。
強烈ですよね。「一揆」をモチーフにしたゲームが出るなんて
「サンソフトクロニクル」 株式会社太田出版より引用
どうです、盛りだくさんで、実際に手に取ってみたくなったのではないでしょうか?
これ一冊で、読んで楽しくなり、見てワクワクしますよ!
この手の本は、電子化もされにくいと思いますので、購入するなら今ですよきっと!
しかしこうして改めて見ると、サンソフトのゲーム、全然プレイしていないなー(笑)
子供の頃は財力がありませんからね、基本的に「ファミリーコンピューターマガジン」(ファミマガ)で情報を読むのが楽しみでした。
だから、サンソフトのゲームも、雑誌の情報を読むのがメインだったんですよ。あ、当時のゲームのほとんどがそうでした。
でも、「いっき」と「リップルアイランド」はプレイしましたよ!
忘れちゃいけない、サンソフトの名作「リップルアイランド」です。キャルー!!
「サンソフトクロニクル」 株式会社太田出版より引用
他にもあるけど・・・とりあえず!
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