こんにちは、神門です。
女装男子とBLのあわさったお得なラブコメ(!?)
そんな女装系の一つ、『恋する(おとめ)の作り方』の4巻の感想です!
作品情報
作品名 | 恋する(おとめ)の作り方 |
著者 | 万丈梓 |
出版社 | 一迅社 |
紹介対象の巻 | 4巻 |
ジャンル | 女装男子と幼馴染のラブコメ |
作品の感想
元々は陰キャだったけれど、女装して美少女になったことで色々と行動や考え方の変わった日浦。
イケメンでスクールカースト上位ながらコスメ好きの趣味を持ち、日浦に女装をほどこした御堂。
日浦はもともと幼馴染でもある御堂のことが好き。
御堂は日浦を幼馴染としか思っていなかったけれど、女装させたことでやたらと意識するようになっちゃって・・・
そんな二人の関係性が微妙に、少しずつ変化していく様を描いている女装×BL(?)なラブコメも4巻です。
すっかりと女装も板につき、クラスでも認められるようになった日浦。
やってくるのは、夏休み!
だけどその前に試験があって、そして進路のことなんかについても徐々に考えるようになってきて。
そうすると、どうしてもこの先の道が分かれてしまうことを意識するわけで。
大学、就職と、どうなっていくのか。
日浦と御堂は、それでも一緒にいられるのか。
色々と思い悩みそうになるけれど、御堂が考えるのは、今のような生活が続けばよいのにな、ということ。
まだ気の置けない幼馴染の友人として、またメイクが出来る相手として、という思いが強いだろうけれど、意識していますね~。
「恋する(おとめ)の作り方」 4巻 万丈梓/一迅社より 引用
そうこうしているうちに、いよいよ夏休みに突入!
夏休みと言えば楽しいイベントが盛りだくさん、のはずなのに、なぜか日浦がやってきたのはクラスの女子との女子会!?
食べたかったスイーツにつられて参加してしまったけれど、女子会で交わされるトーク(恋バナ)は、日浦には刺激が強すぎて・・・
てゆうか、いくら見た目が女子だからって、日浦を女子会に呼んでそんなトークしたらあかんでしょ!
んで、恋バナといえば(?)、気になってくるのは日浦と御堂のこと。
女子は、イケメンな御堂のプライベートのことを知りたがってきますが、そうすると当然ながら日浦は良い気がしないわけで。
恋バナに花を咲かせた女子会も無事に終了してお店を出ると、そこには御堂が!?
暗くなったこともあり、わざわざ日浦を迎えに来てくれたとか。
それを見た女子たちは当然、「二人はやっぱりそういう関係・・・?」と色めき立つわけで。
というか、そういうことを気にしないというか、そういうことを噂されるとも思っていないような日浦と御堂はどうなのよ。
まあ、二人とも昔からの幼馴染で、そういう意識なく行動しているんでしょうが、それこそが周囲を勘違いさせるわけで。
女子会のあとは、夏祭り!
夏祭りといえば、浴衣!
ということで日浦の浴衣姿が拝めます!
女子にしか見えませんね!
お祭りでは、屋台の買い物では定番通り、御堂のことを彼氏と勘違いされたり。
下駄の鼻緒が切れた日浦を御堂がおんぶして帰ることになったり。
お約束だけど、それが良い!
そして最後には、御堂もちゃんと日浦のことを「かわいい」と口にして伝えて。
ここで二人の関係性が一歩、進んだのではないかと思います。
「恋する(おとめ)の作り方」 4巻 万丈梓/一迅社より 引用
日浦も少し積極的になり。
休みだから一緒にいる時間も長くなるし、コスメやメイクも楽しむようになって、楽しい時間が続く夏休み。
しかし、そんな夏休みに突然の変化が!
日浦は、おばあちゃんが手術で入院することになって。
御堂は、実家がリフォームすることになって。
急遽、別の場所へ一時的に入居することになったのだけど、それがなんと二人同じ先!?
そこは宵待さんの祖父母が経営している寮だったのですが、部屋は二人用。
はからずも、一時的に二人の同棲生活(?)がはじまることになって!?
最初は幼馴染、男同士の同居生活に浮かれていた御堂だったけれど、ちょっと大胆に攻める日浦のことを意識するようになってしまい?
さてどうなる、二人のドキドキ同棲生活!
というところで次巻に続きます。
「恋する(おとめ)の作り方」 4巻 万丈梓/一迅社より 引用
まー、健全な作品なので、健全なことにしかならないのはわかっていますが、その中でドキドキする二人が楽しいですね。
というか二人とも可愛いですよ。
あと、おまけ漫画の二子山さんが良いですね。
二子山さんというか、二子山さんが目撃した御堂×日浦がね。
あんなシーンを目撃したら、そりゃ強火担にもなるわ! ってね。