みなさんこんにちは、神門です。
好きになったのは男の子? 女の子?
双子の男女、どっちが男でどっちが女か分からない、そんな二人とのラブコメディ
『双子の男女がわからない』の2巻です。
作品情報
作品名 | 双子の男女がわからない |
著者 | 阿部花次郎 |
出版社 | 講談社 |
紹介対象の巻 | 1巻 |
ジャンル | 新たな気持ちに目覚めるハイテンション・ラブコメ |
作品の感想
1巻では、二人の性別が分からないまま一緒に暮らすことになり、この2巻では二人が通う学校に卓志も転入することになります!
さすがに学校にいけばどちらが男なのか、はたまた女のか分かるだろう、そう考えていた卓志ですが。。。
そう甘くはない!
和も望も、学園では二人とも大人気!
しかも、それぞれどっちが男か女か分からないままで人気を博しているという異常事態!
親衛隊までいて、二人の婚約者である卓志は生徒たちから憎悪の目を一身に浴びることに・・・
その親衛隊の隊長とのやりとりが2巻の前半!
どうにか卓志を二人から遠ざけたいと考える隊長の策に、卓志がはまる!?
と思いきや、そこからの意外な方向転換。
ドタバタ劇のさなか、隊長さんに二人の性別がバレてしまうという!
しかし、肝心の卓志には分からず、隊長さんとの仲だけがなぜか深まるのでした。。。
「双子の男女がわからない」 2巻 阿部花次郎/講談社より 引用
というドタバタがあったあとは、望と和、それぞれのターンが交互にやってきます。
望とは、ハーフマラソン大会で。
望のことが好きだという男子生徒・町尾が出てきて、勝ったら性別を教えてくれといってくる。
負けるわけにいかない卓志と望は、二人で協力して町尾に勝つため走る!
わけですが、運動の苦手な二人、そうそううまくいくわけもないのですが、そういう状況だからこそ距離が近づくこともある?
ということで、そんなエピソードの中からの1シーン。
可愛いですね、望。
「双子の男女がわからない」 2巻 阿部花次郎/講談社より 引用
マラソン大会を終えたら、1位の賞品であったアザラシーランドのペアチケットを使って、和と卓志がデートに!?
ガーリッシュな格好の和に、メロメロな感じの卓志。
体力のあってパワフルな和が不意に見せる隙というか、無防備な姿。
うーん、不意打ちはずるい!
言動は女の子らしい和だけれど、体力とかパワーは男勝りだったり。
果たしてどちらが女の子なのか??
「双子の男女がわからない」 2巻 阿部花次郎/講談社より 引用
和が女の子ではないかと強く思いながらも、望のこともまた脳裏に思い浮かべてしまう卓志。
卓志が選ぶのはどちらなのか。
それとも両方なのか。
どちらが女の子なのか。
ドタバタ劇はまだ続きます!