【作品情報】
作品名:ドクター・デスの再臨
著者:中山七里
ページ数:240
ジャンル:ミステリ―
出版社:KADOKAWA
おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
安楽死について考えさせられる度 : ★★★★★★★★☆☆
こういう人におススメ! : 犬養刑事シリーズファン
『帰ったら母親が死んでいました。ネットを通して、誰かに安楽死を依頼したみたいなんです』少女からの通報で警察に衝撃が走った。
SNSを通じて安楽死を希望する者に処置を施すのは、警視庁捜査一課の犬養隼人が女性刑事・高千穂とともに過去に追い詰めた連続殺人犯〈ドクター・デス〉の手口だったからである。
拘置所にいる〈ドクター・デス〉に共犯がいたのか、それとも〈ドクター・デス〉に同調した模倣犯が現れたのか。
犬養最大の敵が再び現れる。
安楽死問題再び。
かつて安楽死で世間をにぎわせたドクター・デス。
その手口を模倣したとしか思えない事件が発生する。
本物のドクター・デスは拘置所におり、共犯がいたのか、それとも模倣犯か。
ということで安楽死問題。
これは難しいところですよね、やはり。
私個人としては、近しい人にそういう人がいないので本当の意味では理解できないのかもしれませんが。
活きている限り延命したい思い。
一方で、本人が楽になりたいと思っているのだとしたら・・・
というのも絶対にあるでしょう。
また本人ではなくとも、介護疲れや金銭的な問題。
そして感情的なモノとは別に法があるわけで。
ドクター・デスに一定の支持が出るってのはもう仕方ないと思われる。
そういう中で、警察の立場にある犬養達。
特に犬養は娘のこともあるわけで。
犯人との対決というよりは、そういう思想の対決という感じですよね。
ドクター・デスという意味ではやはり前作には及ばないかと。
あと、黒幕というか、どんでん返し?
的なところも、まあ予測がつく範囲と言いますか・・・
ちょっと弱い。
