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エンタメ 書評

【ブックレビュー】隣国から来た嫁が可愛すぎてどうしよう。: 冬熊と呼ばれる俺が相手で本当にいいのか!?(著:さくら青嵐)

更新日:

【作品情報】
 作品名:隣国から来た嫁が可愛すぎてどうしよう。: 冬熊と呼ばれる俺が相手で本当にいいのか!?
 著者:さくら青嵐
 ページ数:290
 ジャンル:エンタメ
 出版社:主婦と生活社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 ヒロインが可愛い度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 質の高いお約束ラブコメ作品を楽しみたい

■作品について

雄々しい性格と漢らしい体格、敵を蹴散らす強靭な姿から“ティドロスの冬熊”と呼ばれるサリュに突然舞い込んだのは、隣国で婚約破棄された令嬢との婚約話!

おでこにチューから始まって、慣れない女性にそわそわ、向けられた笑顔にドキドキ、チラリと見える胸元にあたふた。

よからぬ妄想を一人繰り広げ、初めての婚約者に翻弄される中、感じ始めた「違和感」の正体とはーー?

■良かった点

主人公は漢らしい外見と性格で、それに見合った強靭さを誇る。
王国の王子であるけれど、第三王子ということもあってある程度好きに出来て、そういう風になったというのもあるのでしょうね。
だけど、だからこそなかなか女性とうまくいかないというか、縁談話もうまくいかない。
ところが突然舞い降りた、隣国で婚約破棄された礼状との婚約。
外見は可愛らしいし性格も可愛らしい。
しかも、“ティドロスの冬熊”と称される主人公サリュを恐れることもなく、むしろ好意を寄せてくれて。
サリュも当然、彼女に好意を抱くけれど、正式に結婚するまでは手を出すことは許されず。

と、やきもきしながらヒロインのシトエンの可愛らしさを愛でる作品です。
主人公もヒロインも好感が持てるキャラクターなので、素直に応援できるのが良いですね。
そして読んでいくと、サリュと同様にシトエンに対して疑問を抱いていく。
というか、読んでいる読者は想像がつきますね。
ストーリー的にはお約束的な展開で、変わったところはないのですが、安心して読めるというのが良い点でもあります。
さくさくと最後まで読めると思います!

■ここが改善できるともっとよかったかも?

この作品はこれで良いでしょう。
人気が出れば続きも出そう?

 

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