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【ブックレビュー】天久鷹央の推理カルテII: ファントムの病棟(著:知念実希人)

更新日:

【作品情報】
 作品名:天久鷹央の推理カルテII: ファントムの病棟
 著者:知念 実希人
 ページ数:299
 ジャンル:ミステリー
 出版社:新潮社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 キャラクターが良さそう度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : シリーズ読者。ライトなメディカルミステリ―が好き

■作品について

その病気、命にかかわるぞ?
炭酸飲料に毒が混入された、と訴えるトラック運転手。
夜な夜な吸血鬼が現れる、と泣きつく看護師。病室に天使がいる、と語る少年。
問題患者の巣窟たる統括診断部には、今日も今日とて不思議な症例が舞い込んでくる。
だが、荒唐無稽な事件の裏側、その“真犯人”は思いもよらぬ病気で……。
破天荒な天才女医・天久鷹央(あめくたかお)が“診断”で解決する新感覚メディカル・ミステリー第2弾。

■良かった点

シリーズ2作目です。
今回は少し切なさ重めの巻となっています。

医療については素人なので、その謎解きというかは、そういうものなのかと受け止めるしかできません。
なのでやはり、人間ドラマの方に重きを置いて読みつつ楽しむ、というスタイルが良いのかと。
今回の3つの事件の裏にあるのは、それぞれ悪意ではない。
だからこそ、その真相がわかると少しばかり切なくなるというか。

メインは3本目の「天使の舞い降りる夜」であろうが、こちらの事件の真相というかは比較的わかりやすい。
でも、描きたかったのはそこではなく、鷹央の医師としての物語だろう。
天才的な頭脳を誇る鷹央でも、できないことはあるし、苦手なことはある。
だけど、医師として逃げるわけにはいかない、顔をそむけたままではいられない問題。
そこに正面から向かい、受け止め、歩いていく必要がある。
そういうことを描きたかったのがこの巻なのだろう。

医療とは一人でできるものではなく、患者と患者の家族、他の医師や看護師、そういった様々な関係者とのコミュニケーションが必須。
だけど、空気が読めず、人の心が分からない鷹央には難しい問題。
医師としては未熟だけれども、普通の人である小鳥遊がいかにサポートしていけるか。
そうして、互いに成長していく姿がこの後、描かれていくのだろうか。

とりあえずシリーズは追いかけていこう。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

事件における登場人物たちの行動には、「え?」と思ってしまうかもしれませんが。
本格メディカルミステリというよりは、ラノベよりなので、そこはあまり気にしないようにしましょう。

 

 

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