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【ブックレビュー】わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 8(著:みかみてれん)

更新日:

【作品情報】
 作品名:わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 8
 著者:みかみてれん
 ページ数:280
 ジャンル:エンタメ
 出版社:集英社

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 おもしれー女度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 作品ファンの人

■作品について

遥奈との姉妹喧嘩が解決し、高校の文化祭も大満喫! なんだか日々が順調だ――と思っていた矢先、『真唯の再びの婚約発表』のニュースが飛び込んできた。 お相手は、なんと紗月さん!? どうやら真唯と紗月さんは母親であるルネさんに対抗するために、ふたりで手を組んで、嘘の婚約を計画した模様。 その目的は、わたしと真唯と紫陽花さん、3人が恋人同士でい続けるため。 でも、わたしと紫陽花さんは紗月さんの言動にちょっと違和感を覚えていて……。 さらに、元々真唯の婚約者だったリュシーちゃんは、一方的に婚約破棄されたことで自暴自棄になってしまい!?

■良かった点

シリーズ8作目。
妹、遥奈の問題が終わったところで舞い戻ってきたのは、「真唯の婚約」問題。
そして紗月さん編でもある。

紗月編といえば2巻というところもあるかもしれないが、2巻ではあくまで真唯に怒った紗月が真唯をぎゃふんといわせる展開。
紗月の内面に、紫陽花さんや香穂、遥奈と同じくらい踏み込んだかと言えばそういうわけではない。
なぜ、今の紗月のような人間が形成されたのか。
2巻でも出てきた母親というか家庭環境に強い影響を受けているだろう、というのは想像つくところだけれど。
紗月が何を考えてきたのかまでは、出されていなかった。

そういった諸々が出てくるのが、この8巻、そして続きとなる9巻なのであろう。
ぱっと身だけならクインテットの中の常識人に見える紗月だけれど、実のところは一番おもしれー女。
行動、言動が滅茶苦茶であり、そしてそれはもしかしたら紗月自身にもうまく制御できていない部分があるのかも。
だって、落ち着いて見えてもまだ高校一年生の女の子。
真唯のような完璧超人ではない努力の人の紗月は、様々な努力を重ねて今に至っているのだろうし。

自暴自棄となったリュシー、まいさつ過激派の花取さん、そういった人たちの思惑も全てひっくるめながら。
れな子は9巻に持ち越すのでした。

まあ・・・れな子が悪いよね!

■ここが改善できるともっとよかったかも?

とりあえず9巻を待ちましょう!

 

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