こんにちは、神門です。
今回は『2.5次元の誘惑』13巻の感想です!
作品情報
作品名 | 2.5次元の誘惑 |
著者 | 橋本 悠 |
出版社 | 集英社 |
紹介対象の巻 | 14巻 |
ジャンル | 熱血青春&コスプレラブコメ |
作品の感想
12巻よりはじまった「冬コミ編」のクライマックスです!
四天王の一人、炎上上等レイヤーの夜姫も参加したこの冬コミでしたが、主役の座は753に!?
ってところで起死回生の逆転を狙って、リリサ達と夜姫が共闘を開始!
そうして夜姫と一緒に撮影をすることで、リリサは夜姫のコスプレに対する想いを理解していきます。
炎上上等、自分さえ目立てばよい愛のないコスプレイヤー。
自他ともに認めているそんな立ち位置のはずだけれど、リリサから見ればそんなことはない。
むしろ、作品愛に溢れているコスプレイヤーとしか思えない!
それは、キャラのポーズを完璧に覚えているからというだけではありません。
- コスプレ衣装の出来栄えであったり。
- 決して人気があるとはいえないキャラクターを選んでコスプレしたり。
- あえて753が参加する1日目に参加したり。
その辺の理由というものをリリサは理解し、だからこそ夜姫は素敵なコスプレイヤーだと確信を持つのです。
「2.5次元の誘惑」 13巻 橋本 悠/集英社より 引用
一方で、夜姫がなぜ、今のようなスタイルのコスプレイヤーになったのか。
改めて、初めてコスプレしたときのことや、炎上した後のエピソードがこの13巻で描かれます。
753やまゆりとのやり取りであったり、どのようにコスプレに挑んだりしたのか。
753やまゆりは夜姫のことをわかっていて、でも彼女たちは彼女たちのスタンスで夜姫とつきあっていた。
生い立ちやコスプレの始め方など含めて、面倒くさい女になってしまっていた夜姫。
そんな夜姫を変えることが出来るとしたら、やっぱり「おもしれー女」なのかもしれません。
変だけどコスプレに関しては誰よりも強い気持ちを抱いているリリサは、真正面から夜姫にぶち当たります。
その結果、夜姫は・・・??
まあこの作品、悪い人間とかいないですからね。
夜姫は夜姫である意味でどこにでもいるオタクの一人なのかもしれません。
ちなみに冬コミで一番エロかったのは、奥村がレモンの衣装を脱がせてあげているシーンですね!
レモンも奥村ハーレムに参加すればいいのに!
「2.5次元の誘惑」 13巻 橋本 悠/集英社より 引用
冬コミ編が終わった後は、日常回に戻ります。
冬コミが終わったということは、大晦日であり元旦でありと。
大晦日の日にはまゆり先生のお家に泊まり込みに行くと、そこにはエルフのお姉さん(えり)が甲斐甲斐しく働く姿が!
って、別に同棲しているわけじゃないでしょうけれど、二人の仲は順調に育まれているのかな?
まあ、きっとまだ仲の良いオタク仲間、という範疇からは出ていなさそうですが。
そして仲間たちとともに初詣に行って仲間たちの色々な姿を見ることに。
- ギャルのアリアだけが振袖でやってきたり。
- まり姉とノノアが御朱印オタクであったり。
- キャラ絵馬に願いを書いたり。
そんなことをして過ごし、次の大きなイベントと言えばそう、バレンタイン!
ここでいうイベントとは恋愛の方ですね。
バレンタインに向けて美花莉が気合をいれます。が、料理が下手なのでまり姉のお手伝いも受けながらやりますが、どうしても上手くいかない。
まり姉が全部やってあげるといいますが、下手でも美花莉は全部自分で頑張ると言います。
プレゼントとは、相手のことを思って選んだり作ったりする時間が大事だから。
その時間だけは負けないから。
幼馴染ヒロインという、負けヒロインのテンプレだけど、負けたくない。
そしてバレンタインに向けてもう一人、卒業を迎えるまり姉も動き出し・・・
「2.5次元の誘惑」 13巻 橋本 悠/集英社より 引用
冬コミが終わり、四天王のうち三人までが終わったので、物語もだいぶ進んできたのか?
いやでも、新年度になれば新一年生が入ってきてテコ入れするかも!?
そして次の巻では恋愛面での大きな進展が、もしかしたらあるのかも!?
まだまだ目が離せません!