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『女装してめんどくさい事になってるネクラとヤンキーの両片想い』7巻の感想。更に入り乱れる人間模様!

更新日:

 

こんにちは、神門です。

ちょいちょい紹介している女装ものの漫画。

色々ありますが今回はこちら、「女装してめんどくさい事になってるネクラとヤンキーの両片想い」7巻です!

最初から読んでいますが、とりあえず7巻が出たので!

 

作品情報

作品名 女装してめんどくさい事になってるネクラとヤンキーの両片想い
著者 とおる
出版社 マッグガーデン
紹介対象の巻 7巻
ジャンル 女装ラブコメ

 

作品の感想

女装ものは色々ありますが、本作のキモは主人公の二人が女装していること。

そしてお互い、女装している相手を本物の女の子と思って好きになってしまっていること。

正体は互いに知らず、本当の姿は一人はヤンキー、一人はオタクで、互いに相いれない種類の人間だと思っていること。

でも実はお互いに好きあっているんだよ!

ってね。

いやいや、そんなことありえないだろ!

っていう設定で物語を見せてくれるのが漫画の良いところですね。

 

一人は波苗憂真。

憂真はオタクで普段はヤンキーとかリア充的な人とは住んでいる世界が違うと思っているような男子高校生。

女装の趣味があり、メイド喫茶で「花」という名前でアルバイトをしている。

 

一人は里切秀明。

秀明はいわゆるヤンキーで喧嘩なんかも日常茶飯事という感じ。

そんな秀明がある日、メイド喫茶で働いている「花」に一目ぼれ!

だけどヤンキーな彼がひとりでメイド喫茶になど入ることはできず、そこで思いついたのが女装して入って女子として「花」と仲良くなること!

「メイ」としてメイド喫茶に入り、見事に「花」と仲良くなることに成功!

しかも「メイ」は、憂真的に好みどストライクの女の子で、こちらもまた「メイ」のことを好きになってしまい。

お互い両想いだけど、真の姿では苦手という、勘違い・すれ違い・女装ラブコメです。

「女装してめんどくさい事になってるネクラとヤンキーの両片想い」 1巻 /とおる マッグガーデンより 引用

 

この手の作品の楽しみ方といえば、やっぱりお互いの行動やら何やらが色々とすれ違い、勘違いすること。

巻数を経て、人間関係もちょっとずつ変わってきて。

相手の正体はいまだ知らずとも、女装同士の姿の時だけではなく、男の姿の時、あるいはどちらかが男でどちらかが女装の時、そういったバリエーションで人間関係が増えていく。

それは二人だけではなく、周囲の友人たちとの関係も同じこと。

  • 憂真や秀明の女装のことを知っているやつ、女装を見抜いているやつ
  • 女装を知らずに、女装した姿を好きになっやうやつ

複雑な感情、関係が織りなされていくのを見ていくのが楽しい。

この巻でもそれは容赦なく進むわけで。

秀明の仲間である鹿子に好かれてしまった、女装のほうの「メイ」。

鹿子を諦めさせるため、「メイ」には彼氏がいるのだということで彼氏のフリをお願いしたのが、なんと憂真で。

秀明だということを知らず、「メイ」のために頑張る憂真とか。

その姿を見て、「意外と頑張るじゃん」なんて思うメイとか。

そんな状況になっていることを見て楽しむ周囲とか。

うん、お約束だけど、お約束だからこそ良いものもあるわけで!

「女装してめんどくさい事になってるネクラとヤンキーの両片想い」 8巻 /とおる マッグガーデンより 引用

 

憂真の妹が「メイ」の凛々しさに惚れ、和服を着てほしいなんてお願いされて。

OKしてしまった「メイ」が連れていかれたのは、秀明自身の自宅!?

和服を用意してくれたのは、なんと秀明の弟で、弟の前で女装した「メイ」としてふるまわなくてはいけなくなった秀明とか。

どんどんと混迷を深めていきます(笑)

 

更に7巻のラストでは、新たな女装キャラが!?

「女装してめんどくさい事になってるネクラとヤンキーの両片想い」 8巻 /とおる マッグガーデンより 引用

 

もちろん、「花」と「メイ」のイチャイチャもあります!

大変な事態にはなってきていますが、作品的にドロドロとした嫌な展開になるものではないので、楽しんで読み進められます。

果たして二人はいつ、互いの正体を知ることになるのか?

そして正体を知った後はどうなるのか?

まだまだ目が離せません!

 

 

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