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SF 書評

【ブックレビュー】僕が君の名前を呼ぶから(著:乙野四方字)

更新日:

【作品情報】
 作品名:僕が君の名前を呼ぶから
 著者:乙野四方字
 ページ数:240
 ジャンル:SF
 出版社:早川書房

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 物語の完結度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 前2作を読んで好きだった人

■作品について

人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代──
虚質(きょしつ)科学を研究する母と専業主夫の父とともに暮らす今留栞(いまどめ・しおり)は、中学2年の夏休みに訪れた元病院の敷地内で、内海進矢(うつみ・しんや)という青年と出会う。
彼は鬼隠しに遭って姿を消した少年について調べているというのだが……
別の並行世界を生きた、もう一人の栞の物語。

■良かった点

『僕が愛したすべての君へ』
『君を愛したひとりの僕へ』

この2作のスピンオフ作品。
主人公は、『君を愛したひとりの僕へ』でのヒロインである、栞。
その世界ともまた少し異なる並行世界、栞の両親が離婚しなかった世界となる。
上記2つの物語で、完全に幸せだとはいえなかった栞。
彼女を補完するという意味で作られた物語ではないだろうか?

この世界で出会った内海進矢という青年との出会い。
虚質科学と、栞の体質と、そこからつながるタイトルの意味。
更には、前2作の伏線回収とでもいうべき展開。
ラストはもちろん、幸せな結末。
このスピンオフをもって、一連の物語が全て完結したとみていいのではないか。

そう、思わせてくれる作品だった。
SFではあるけれど、SFと意識せずに読むこともできるし、どちらかというと家族との愛というか、そちらの側面の方が強いかな。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

やはり、前2作を読んでから、ですね。

 

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