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【ゲームコラム】#031:『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』分岐ものADVの原点ともいうべき名作

更新日:

 

こんにちは、神門です。

ゲームの世界に衝撃を与えた作品というものがあります。

その中の一作と考えているのが『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』です。

元はPCのアダルトゲームですが、家庭用ゲーム機に移植されてこちらでもヒットを飛ばしました。

PCでは、『同級生』シリーズで一躍有名となったエルフさん、そしてプロデューサーに剣乃ゆきひろさんというゴールデンな制作がされたわけです。

 

この作品は何といっても、並列世界を舞台に描いて成功した作品ということです。

今となっては珍しくないIF分岐物語。

もし、あの場面で、ああいう行動をとっていたらどんなストーリー展開になっていたのだろうか?

それをシステマチックにも見せてくれた作品でした。

恋愛ものとして、複数のヒロインがいて、それぞれのヒロインとの物語が見られるとか、そういう単純なものではありません。

あくまで一つの物語として、その中で主人公の行動によって各キャラクターの行動であったり、未来であったり、そういったものが複雑に絡み合って分岐しては収束していく。

そのシナリオ展開に魅せられ、のめりこんだあの日々は忘れられません(遠い目)

 

「A.D.M.S(アダムス)」という、言ってみればストーリーマッピングのシステムですが、これも本作が取り入れたからこそ、その後の作品にも当然のように取り込まれていった基本的なものだと思います。

特に優れているのが宝玉によるセーブ機能です。

どこでも自由にセーブポイントを置けるわけではない、というのが味噌です。

制約があるからこそ、どこに宝玉を置こうか、どこがそのポイントなんだろうか、今までのシナリオ展開を主出して頭を悩ませながら宝玉を置いて並列世界を歩き回りました。

とにかく、徐々に真相に迫っていくシナリオへののめり込み度が半端ないです。

最初はちょっとしたことから広がっていく事件、謎に、宝玉セーブを駆使して迫っていくたくや。

何度もバッドエンドを迎えながらも、そこからやり直していく。

ループの王道ですが、その見せ方が素晴らしかった。

 

「時は可逆、歴史は非可逆」

 

いやいや、おいおい。

と思わせてくれる言葉でしたが、物語に熱中する身には関係ありません。

なるほど、そうなのか

となぜか納得しながらゲームをプレイ!

本当、影響されましたわー。

「シュタインズゲート」とかの名作も、本作に影響を受けていることは間違いないのではないでしょうか。

 

サターン版が発売された後はずっと沈黙していたのですが、2017年にプレステでリメイクされました!

ただ残念なのが、キャラデザが・・・

いや、リメイクされる以上、キャラデザが変わるのは当然なんだと思いますが、オリジナルの良さを全て消しているようにしか感じられませんでした。

なんというか、エルフが作り出した独特の色気のある女性陣が、色気も魅力も全くない平凡なツルッとしたキャラになっちゃっていて・・・

澪とかもっと尖らせてくれよ!

絵里子とかもっとアレだろう!

 

とか、色々と思う所あり。

そのせいでリメイク版はちょっと・・・というところも。

ただ、本作こそゲーム史上No.1だ!

という評価をしている人が多いのも事実です。

時代の流れがあるので、今と比較しても仕方ありませんが、当時は本当にこの世界にのめり込んだ人が続出!

現代編の面白さは当時は異常に興奮したものです。

SFであり、ミステリーであり、サスペンスであり・・・

本作からディープなオタクが生まれ育っていったのも分かります。

とにかく、そういう要素がてんこ盛りだったのです!

リメイクではない、リアルタイム(サターン版ですが)で楽しむことができたのは本当に良かったです!

 

シナリオ  : ★★★★★
キャラクター: ★★★★
グラフィック: ★★★★
システム  : ★★★★
エロ    : ★★★

お気に入りキャラ : 島津 澪

 

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