https://bookmaria.com

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

エンタメ 書評

【ブックレビュー】楽園ノイズ2(著:杉井光)

更新日:

【作品情報】
 作品名:楽園ノイズ2
 著者:杉井光
 ページ数:312
 ジャンル:エンタメ
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 女装主人公度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! :バンド! 青春! 女の子! 

■作品について

バンドとして本格的に活動を開始した真琴たち四人。
とはいえ、活動は常に順調というわけではない。
親との問題を抱えている凛子。
家族の問題を抱えている詩月。
そして、バンドが目指す方向性について。

恋と音楽に全力疾走の青春物語、第二弾。

■良かった点

青春音楽物語の2弾がやってきました!

前巻で先生が入院してしまいましたが、それでもバンドとしての活動が止まるわけではないし、日々は過ぎていく。
真琴をはじめとした4人の”パラダイスノイズオーケストラ”も順調に活動が進んで・・・いくわけではない。

ピアニストとして期待されていた凛子は、バンドとして活動再開したことが母親にバレてしまう。
ピアニストとして活動するならばバンドなんかではなく、本格的なピアノ演奏に復帰するよう凛子を縛る母親。
それに対して凛子は・・・?

凛子の問題が解決したと思ったら、今度はいきなりファンキーなおじいさんに拉致られてしまう。
誰かと思ったら詩月の祖父で!?
そこで分かる、詩月の家の問題。

更に更に、ちょっとしたことがきっかけで大物音楽プロデューサーと接する機会を得て、メジャーデビューをかけて勝負をすることに!?
と、この2巻でも連作短編のような感じで物語が展開していきます。
音楽にかける情熱。
そして情熱だけではやっていけない悩みであったり、問題であったり。
そういうものにぶつかりながらも、やっぱり最後には音楽に戻って来てしまう。
青春模様がみちっと描かれています。

音楽だけじゃなく、恋だって全力!?
というか真琴はハーレム系の主人公というか、ギャルゲー主人公ですね。
女の子達はみんな直球でぶつかってきてくれているのに、それに気付かないなんて鈍感主人公。
恋よりも音楽の方に頭がいってしまうから、ということにしても、さすがにおいちょっと、と。

まーでも、今巻はなんといっても女装!
前巻ではがっかりした女装要素でしたが、今回は文化祭の女装コンテストに出場し、そのまま文化祭のライブに突入しますからね!
これですよ、これ!

これで全校生徒にも認識され、動画配信もされ、めでたく女子4人のバンドとして活動していけますね!
いや、女装とバレているわけですが、むしろ女装の方が受けますよね。
それも、下手な女装どころか、本物の女の子より可愛いと言われちゃっているくらいなんですから。

さあさあ、更にこの後どう展開していくのか?
女装メンバーとしてバンド活動続けていくのか?
続きが楽しみです!

■ここが改善できるともっとよかったかも?

とても良かった。
あとは先生・・・仕方ないにしても、いつか復活できるといいなぁ。

 

 

応援クリックいただけると幸いです。
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

アドセンス1

スポンサーリンク

アドセンス1

スポンサーリンク

fam8インフィード広告2×4+5連

-エンタメ, 書評
-, , , ,

Copyright© マリア様の愛読書 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.