【作品情報】
作品名:笑え、シャイロック
著者:中山七里
ページ数:352
ジャンル:ミステリー
出版社:KADOKAWA
おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
銀行の融資に疑問を持ってしまう度 : ★★★★★★☆☆☆☆
こういう人におススメ! : 金融系ミステリーを読んでみたい
死んでもカネを取り返す! 巨大銀行の闇を暴く、丁々発止のミステリ
入社3年目の結城が配属されたのは日陰部署の渉外部。
しかも上司は伝説の不良債権回収屋・山賀。
憂鬱な結城だったが、山賀と働くうち彼の美学に触れ憧れを抱くように。
そんな中、山賀が何者かに殺され――。
銀行の債権回収の部門にまわされた主人公の直属の上司は、行内でも一目置かれている不良債権回収の鬼・山賀。
彼のもとで色々と学んでいく結城。
しかしある日、その山賀が何者かに殺される。
債権回収という立場上、人から恨まれることは多々ある。
果たして、誰が山賀を殺したのか。
そして山賀が残した数々の重い不良債権を引き継いだ結城は、いかにして回収していくのか?
という、債券回収を描きつつ、殺人の真相を追い求める金融系ミステリー。
ただ、登場人物が少ないこともあり、犯人は結構容易に想像がつく。
(消去法的に)
それはそれとして、結城が山賀の影響を受けて、エグイ相手から回収をしていくのが読みどころか。
宗教、元政治家、暴力団・・・
相手に応じた交渉をしていく姿は、本当に三年目か?
と思ってしまうけれど、まあ、それはそれ。
金融というと難しく感じる人もいるかもしれませんが、分かりやすくサクサクとラストまで読み進められます。
ミステリー要素は大きくないけれど楽しめます。
2時間サスペンスものとして読める感じ。
