【作品情報】
作品名:ドS刑事 事実は小説よりも奇なり殺人事件
著者:七尾 与史
ページ数:328ページ
ジャンル:ミステリ―
出版社:幻冬舎
おススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
ドS度 : ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
こういう人におススメ! : シリーズを読んでいる人?
警視庁捜査一課の黒井マヤは「死体が見たいから刑事になった」筋金入りの猟奇マニア。
その驚異的な推理力で数々の事件を解決してきたが、死体を見たいがために、犯人の名前をなかなか開陳しないのが玉にキズ。
ある日、新しく配属された特務係の捜査の一環で、マヤは相棒の代官山巡査、ドMな東大卒の浜田、そして新メンバーの天神らとともに、「カトリック久慈見教会ぶどう酒祭り」を訪れる。
だが幻のワイン「クジミ」を飲んだ神父ら、11名が死亡。
代官山も意識不明の重体に。
ワインには新型の農薬パラキラールが混入されていた。
前代未聞の無差別殺人事件に、本気モードのマヤが挑む!
今回は代官山が物語序盤で退場してしまい、かわりに天神がマヤの相棒として動いていく。
これはある意味で、てこ入れというか、今までと風味を変えてみて、というところなのか。
今回の事件は、無差別大量殺人事件。
特別なワインの試飲会で、そのワインの試飲に抽選で当選した人たちが皆、毒牙にかかる。
誰が何の目的で試飲のワインに毒を仕込んだのか。
その中に代官山が含まれてしまったことで、本当に無差別殺人のように思えたのが、実は・・・的な。
そこを深掘りして追いかけていく感じか。
代官山がいない分、天神がマヤや浜田をコントロールして進めていくことになるわけだけど、ちょっと微妙か。
まあ、もしかしたら今回のみのゲストキャラでお試しなのかもしれませんが。
マヤも尖った部分が少なくてちょっと物足りないかも。
ただ、代官山が毒で倒れたことで、最後にちょっとだけマヤと甘い展開に(?)
その辺、進展してくれると良いですけどね。
もはやマヤのどこがドS刑事なのか分からない。
こうなってくると、単にライトなコメディタッチのミステリー作品という感じ。