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【ブックレビュー】天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム(著:知念実希人)

更新日:

【作品情報】
 作品名:天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム
 著者:知念 実希人
 ページ数:314
 ジャンル:ミステリー
 出版社:新潮社

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 推理小説っぽくなった度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : シリーズ読者。ライトなメディカルミステリ―が好き

■作品について

天医会総合病院の看護師、相馬若菜から友人の殺害事件について相談をうけた天久鷹央(あめくたかお)と小鳥遊(たかなし)優。
喜び勇んで謎の解明にあたる鷹央だったが、その過程で“事件から手を引く”と宣言する。
なぜ、彼女ではこの謎を解けないのか。
そして、死の現場から“瞬間移動”した遺体に隠された真実とは――。
驚きのどんでん返しと胸を打つクライマックスが待つ、メディカル・ミステリー第4弾。

■良かった点

シリーズ4作目です。
今作では3つの事件を描いています。

  • 呪いによって体調が悪くなるという女性
  • ゴミ屋敷に住んでいる男
  • そして、天医会総合病院で看護師として働いている相馬若菜からの依頼

いずれも、いつものように鷹央の見事な能力で事件を解決に導いていく。
前巻で無事に医院に残ることが出来た小鳥遊とのコンビももちろん、いつもどおり。
しかし、事件の謎は解くことが出来ても、事件の本質まで解決できるわけではないのが鷹央。
それは、空気が読めない、人の心が分からない、そういう大きな欠点があるから。
事件には当然ながら人が関わり、その人に関わる人がいて、事件が起きた理由であったり事件に傷ついたりする。
ただ真実を告げれば終わり、ではない。
そこをフォローするために、小鳥遊がいるわけで。

今回の3つ目の事件も、鷹央は真実を全て理解しながらも、解決することが出来ないという。
その事実とは。

シリーズは安定して、始まりから伏線回収までうまく描き、読みやすく一気にラストまでもっていかされる。
例えテーマに重いものがあっても、ラノベタッチのキャラクター達がその空気を軽くしてくれる。

しかし鴻ノ池が言いふらさなくても、ねえ。
いつも一緒にいて、鷹央の部屋に出入りして、仕事終わりとか休みの日とかも車で迎えに来て私服の鷹央と一緒に出掛けて。
交際していると思われないわけがない。
人の心が分からず恋愛に興味のない鷹央が、小鳥遊に恋愛的に興味をもつときはくるのでしょうかね?

■ここが改善できるともっとよかったかも?

鷹央はなんであそこまで秘密主義なんですかね。
あれは、小鳥遊がよく我慢しているなー、と思いますね(笑)

 

 

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