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ミステリー 書評

【ブックレビュー】境内ではお静かに 七夕祭りの事件帖(著:天祢 涼)

更新日:

【作品情報】
 作品名:境内ではお静かに 七夕祭りの事件帖
 著者:天祢 涼
 ページ数:240
 ジャンル:ミステリー
 出版社:光文社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 七夕に関する薀蓄度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : ちょっと萌え要素もあるミステリーが好き

 

■作品について

やりたいことが見つからず、兄・栄達が宮司を務める源神社で働いている壮馬。
同じ神社には美少女の巫女さんにして名探偵の雫が一緒に暮らして働いている。
教育係りの雫と一緒に行動しているうちに、雫に好意を持つようになった壮馬だが、信心ゼロで普通にいったら雫と両想いになることはない。
もどかしい思いを抱えながらも、雫のもとには色々な依頼がやってきて。

神社を舞台に、日常の謎を取り扱った連作短編ミステリーの第2弾。

 

前作のレビューはこちら!

【ブックレビュー】境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖(著:天祢 涼)

【作品情報】  作品名:境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖  著者:天祢 涼  ページ数:235  ジャンル:ミステリー  出版社:光文社  おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆  ラブコメ度 :  ...

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■良かった点

前の巻で、神社で働くのを続けるのかやめるのか、その答えが分からない状態で引きになったわけですが。
続巻が出たということで、働き続けるというか、なんというかうやむやの内に続ける感じに。
結論は急がなくても良い、やりたいことができるまで続ければいいじゃないか。
みたいな感じに。
もちろん、雫への好意を持ち、雫と一緒にいたいからというのが大きな理由でもあるでしょうが。

今作でもいくつかの謎が雫のもとに持ち込まれます。

頭脳明晰で周囲から期待されていた少年、一度の受験の失敗から周囲の期待を失ってグレたものの、一念発起して塾に通いはじめた少年の悩み。
父親が悪いことをしてお金を得ているのではないかと心配している女の子。
バスケで期待の選手だったのに怪我をして落ち込み、フィギュア(人形)にのめり込むようになった青年とその恋人。
そして、雫に巫女舞をさせようとする笛の奏者。

そんな様々な悩みや問題を、それぞれ小さな情報を集めて推理していく雫。
よくもまあ、そんなことが分かるものだと。
一方で、謎は解けても人の心は理解できないと悩む。

今作では、壮馬がかつて付き合っていた恋人、佳奈が登場してくる。
そうして、雫の気持ちも少しずつ変わっていくのか。
一方で、壮馬が信心ゼロであることは変わらない。
信心が出来てきたと言えば、前作で雫についた嘘がバレて雫を傷つけてしまう。
この状態を抜け出すことが壮馬にはできるのか?

なんだかんだとまた続きそう。
というか、恋愛を前面に押し出しているミステリーなのだから、恋愛に決着をつけずには終われないだろう。

読めば神社の裏側などについても理解できる、そんな恋愛ミステリー。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

基本的には淡々と進む感じなので、盛り上がりとかクライマックス! 的なものを期待しないように。
壮馬と雫、そしてそれを見つめる周囲、というところを楽しむものです。

 

 

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