https://bookmaria.com

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

エンタメ 書評

【ブックレビュー】わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 7(著:みかみてれん)

更新日:

【作品情報】
 作品名:わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 7
 著者:みかみてれん
 ページ数:360
 ジャンル:エンタメ
 出版社:講談社

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 百合度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : ガールズラブコメ好き!

■作品について

妹の不登校の原因は、わたし?
拾い集めた事実を遥奈に突き付けるけれど、妹は「ばかじゃないの?」と頑なに不登校の理由を話そうとはしてくれない。
おまけに逃亡者のわたしは、星来さんや湊さんに追われることに。
そんな中、真唯の婚約発表まで報道されて大混乱。
えっ!? 婚約相手って、わたしじゃなくて……まさかの、リュシーちゃん!?
ともかく、遥奈のためそして自分自身のために、わたしはクインテットの力を借りて、中学時代の同窓会に乗り込むことに。
陰キャで引きこもりだった過去を、わたしの"今"で塗り替える――それがすべてを解決する一手だと信じて。

■良かった点

前巻である6巻が、えー、ここで終わりかい!
という感じとなっていた、甘織姉妹の話の続き&完結。

遥奈の不登校の理由は、れな子の中学時代のことにあり?
果たしてれな子はどのような判断を下して行動をするのかに注目の6巻。
考えられたのはやっぱりれな子が過去のトラウマを克服することだろうと思ったが、その通りの展開にはなっていく。
でもこれ、簡単なことじゃありません。
トラウマを乗り越えるために過去と向かい合って行動するれな子の凄さよ。

高校デビューは、過去の自分を知らない高校に進んで、中学時代を捨てて新たな自分を作り出すことなので、パワーがあればできる。
でも過去のトラウマに向き合うこと、今回は中学時代の同窓会に出席して自分をいじめていた相手に会うことを決断するって、これね。
でも、それをやっちゃうのは妹のためでもあるわけで。
そういう外的なパワーというか要因があったから、れな子も頑張れたのかも。
そして、なんだかんだ遥奈もシスコン!
姉妹百合はやっぱり尊い・・・!

無事に姉妹喧嘩を終え、残るは真唯の婚約者問題。
れな子が嫉妬したり落ち込んだりして真唯を狼狽させるのはちょっと面白いですね。
れな子がそこまで真唯のことを本気で好きになっているのだということも分かります。
紗月さんの暗躍、も相変わらずというか、やっぱり紗月さんはおもしれー女だなぁ。

さ、セカンドシーズンを締めるはずの8巻も楽しみにしたいです。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

今回は姉妹百合(?)であり、恋というより姉妹愛、家族愛の方だったので恋愛成分は低め。
真唯や紫陽花との絡みも少なめなので、その辺期待している人は物足りないかも。

 

↑アマゾンリンク↑

 

応援クリックいただけると幸いです。
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

アドセンス1

スポンサーリンク

アドセンス1

スポンサーリンク

fam8インフィード広告2×4+5連

-エンタメ, 書評
-, , , , ,

Copyright© マリア様の愛読書 , 2025 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.