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ファンタジー 書評

【ブックレビュー】誰が勇者を殺したか(著:駄犬)

更新日:

【作品情報】
 作品名:誰が勇者を殺したか
 著者:駄犬
 ページ数:264
 ジャンル:ファンタジー
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 読み心地の良さ度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 面白い作品を読みたい!

■作品について

勇者は魔王を倒した。同時に――帰らぬ人となった。

魔王が倒されてから四年。
平穏を手にした王国は亡き勇者を称えるべく、数々の偉業を文献に編纂する事業を立ち上げる。
かつて仲間だった騎士・レオン、僧侶・マリア、賢者ソロンから勇者の過去と冒険話を聞き進めていく中で、全員が勇者の死の真相について言葉を濁す。
「何故、勇者は死んだのか?」
勇者を殺したのは魔王か、それとも仲間なのか。
王国、冒険者たちの業と情が入り混じる群像劇から目が離せないファンタジーミステリ

■良かった点

ファンタジーでありミステリー。

物語は、勇者たち一行が魔王を倒した後のこと。
勇者は魔王を倒したものの、冒険の帰路に命を落とした。
魔王を倒した勇者がなぜ、死んでしまったのか?
勇者の偉業を称えるため、勇者の死の真相を知ろうと、かつて勇者の仲間として共に冒険をした一行に話を聞く。
そのインタビューという形式で話しは進んでいく。

だけど、話を聞いてもなぜ勇者が死んだのかは分かってこない。
というか、誰もが話そうとしない。
仲間割れでも起きたのか、何か言えないことでもあったのか。
仲間たちの話を聞くに、勇者は実に勇者らしくないとも見えてくるが、仲間の誰もが勇者を認めている。
真実はどこにあるのか。

ミステリ―というほどミステリ―ではないというか、別に謎解きがメインではないので普通に真相はあかされていく。
物凄い謎、真実、というよりかは、心地よくなる事実。
いや、全てがハッピーではないかもしれないけれど、素直に受け入れられる。

珍しいというわけでもない。
だけど、楽しませてくれて読後感も良い。
読みやすく一気です。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

一人だけ可哀想ですが、こればかりは仕方ない。。。

 

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