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エンタメ 書評

【ブックレビュー】安達としまむら8(入間人間)

更新日:

【作品情報】
 作品名:安達としまむら8
 著者:入間 人間
 ページ数:232
 ジャンル:エンタメ
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 エモい度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 日常系の緩い女子高校生百合が好き

 

■作品について

恋人同士となった安達としまむら。
恋人同士となって初めての旅行は修学旅行。
行先は九州。
修学旅行の班は二人だけじゃないけれど、それでも二人で一緒に旅行することには変わらないわけで。

どきどき、ゆるふわな女子高校生二人の修学旅行。

■良かった点

なんか久しぶりに続きを読みました。
正式に恋人同士となって、二人の関係性がどう変わっていくのか。
その変化において修学旅行というのは良いかもしれませんね。
今までと変わらない日常よりも、変化した時にこそ、その人との関係性というものが改めて分かってきたり。
あるいは日常では気が付かなかったことに気が付いたり。
違う行動、言動で新たなことを知ったり。
そういうのが出てくるのだと思う。

ただまあ、安達はもう安達だから変わらない。
しまむらしか見えていないし、他の人のこととか気にしない。
変わっていくのはしまむらの気持ちだ。

学園生活では他の生徒と距離を取れていても、修学旅行では否応なしに距離が近くなる。
ずっと一緒にいて、同じバス、飛行機、同じ部屋で過ごして、今まで見えていなかったものが見えてくる。
それは相手からしても同じことで、安達としまむらの距離感、関係性というものが明らかに分かってしまうわけで。

そんな中、しまむらと、同じ班になった同級生の女の子との会話で、しまむらは気付かされる。
安達ではない、普段は親しくもない相手だからこそ、しまむらを見て気が付くこともあるし、しまむらも気付かされる。
そして、気が付いたときのしまむらは、やっぱりしまむらだった。

そういう気持ちの変化だけじゃなく、他にも見どころは色々。
特にお風呂のシーンだろう。
大好きで、恋人になったしまむらの裸を見たい安達。
それに気が付いたしまむら。どう反応し行動すべきか考え、しまむらが出した結論は?

しまむらのカバンの中に入ってついてきてしまったヤシロ。
すげぇな!

そして描かれる10年後の安達としまむら。
10年後も変わらず二人は一緒にいて、やっぱり緩い雰囲気を漂わせながらも、きちんと恋人同士で強く繋がっているところを見せてくれると、読み手としても安心する。
うん、別れたりしていなくて良かったと。

最終巻ではないということなので、まだ二人の続きが読めるのかな。
さらにイチャコラしてくれると嬉しい。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

日野と永藤の10年後も見たかった。

 

 

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