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【マリみてSS(令×祐麒)】君の名は <後編>
~ 君の名は ~ <後編> 食事も、プレゼントも、とても喜んでくれたようで祐麒は満足していた。今日のために節約したし、親の手伝いもしたし、貯金も切り崩したけれど、全く惜しいなどとは思わ ...
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【マリみてSS(令×祐麒)】君の名は <中編>
~ 君の名は ~ <中編> 自分のことを見つめる祐麒の視線を、令は少しばかり緊張しながら受けていた。果たして祐麒は、どのように思っているのだろうか。 結衣と紬が令のためにコーディネー ...
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【マリみてSS(令×祐麒)】君の名は <前編>
~ 君の名は ~ <前編> 時は十二月の半ば。 寒風が身にしみる今日この頃、祐麒は落ち着かない日々を過ごしていた。 何しろ、クリスマスの日に会えないか、と誘ってしまったのだから。 ...
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【マリみてSS(令×祐麒)】君の温もり
~ 君の温もり ~ つい数日前までは、まだコートは必要なかったというのに、冬の足音は急速に大きくなってきて、慌ててコートを出したのがつい昨日のこと。本当に、一気に寒さが押し寄せてきたよ ...
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【マリみてSS(令×祐麒)】ブレイキングハート
~ ブレイキングハート ~ 清々しい朝の空気の中、一人学園内の道を歩く。今日は部活の朝練はなく、由乃はクラス当番ということで早めに家を出ていたから、本当に一人である。マリア像の前で何時 ...
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【マリみてSS(令×祐麒)】風の中のアクトレス <後編>
~ 風の中のアクトレス ~ <後編> 園内は、物凄く広いというわけではないし、動物も大きな動物園に比べたら数も少ないけれど、それでも十分に楽しめた。そもそも、動物園に来るということ自体 ...
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【マリみてSS(令×祐麒)】風の中のアクトレス <中編>
~ 風の中のアクトレス ~ <中編> 汚れてしまった服の代わりを買おうという、祐麒くんの鶴の一声によって、私たちは公園からまた映画館のある方に戻り、とあるブティックの中に ...
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【マリみてSS(令×祐麒)】風の中のアクトレス <前編>
~ 風の中のアクトレス ~ <前編> 待ち合わせの場所に着いたのは、約束の時間の十分前であったが、祐麒くんもすでに来ていた。私は祐麒くんの姿を認めると、少し早足で傍まで寄った。 「ごめ ...
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【マリみてSS(令×祐麒)】踏み出す、はじめの一歩
~ 踏み出す、はじめの一歩 ~ クローゼットを開けて、中にしまわれている衣類の数々を確認する。昨日も、一昨日も同じことをやっているのだから結果は分かっているのに、どうしてもやってしまう ...
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【マリみてSS(令×祐麒)】想いを握りしめて
~ 想いを握りしめて ~ 『ちょっと神無月くん、どうしてそんなに私にからむのよ?』 『いいだろ、そんなこと。先輩には関係ないからー』 『関係なくないでしょ、私の目につくようにわざとやっていない?』 ...