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ミステリー 書評

【ブックレビュー】告解者(著:大門剛明)

投稿日:

【作品情報】
 作品名:告解者
 著者:大門 剛明
 ページ数:277
 ジャンル:ミステリー
 出版社:中央公論新社

 おススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 社会派度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 こういう人におススメ! : 社会派ミステリーに惹かれる

 

■作品について

23年前に2人の人間を殺して無期判決を受けていた久保島が、更生保護施設に入る。
そんなおり、市内で殺人事件が発生し、更生保護施設には当然のように厳しい目が向けられる。
久保島は誠実な態度で更生ぶりを示し、働く場も得て、着実に社会復帰をしていくように見えるが・・・・
更生とは何か。
そう、問いかけるような一作。

■良かった点

犯罪を犯したものでも、刑務所で刑期をつとめることで出所が出来る。
反省し、模範囚となり、外の世界に戻ってきても、周囲は決して温かいわけではなくむしろ厳しい目を向ける。
更生というのは、本人にとってはそれこそ一番重要なことだが、周囲の人にとってはまさにどうでもよいこと。
特に被害者家族からしてみれば、犯罪者の更生の為に犠牲になったわけではない。
そう言う被害者家族の台詞は心に刺さる。

そういった被害者家族の立場、加害者側の立場、そして更生を手助けする立場。
簡単に更生できるものでもなければ、受け入れられるものでもない。
誰が正しいとかもないだろうし、身近にいるかもわからないから、個人的にもなかなかどうあるべきか思い浮かばない。
さらに、過去に犯した事件、そして現在起きている事件がリンクしての謎解きが繰り広げられる。

こういうことだったのか。
そう思わせておいてまたひっくり返す。
そういう点は本作にも盛り込まれている。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

うーむ。
主人公が好きになれなかったので辛い・・・・
主人公の行動がね、ちょっと、うん。

 

告解者 (中公文庫)

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