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エンタメ 書評

【ブックレビュー】隣のクラスの美少女と甘々学園生活を送っていますが告白相手を間違えたなんていまさら言えません(著:サトウとシオ)

更新日:

【作品情報】
 作品名:隣のクラスの美少女と甘々学園生活を送っていますが告白相手を間違えたなんていまさら言えません
 著者:サトウ とシオ
 ページ数:376
 ジャンル:エンタメ
 出版社: SBクリエイティブ

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 女の子たちの変さ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : 勘違いから始まるラブコメとか好み

■作品について

「好きです、付き合ってください!」
高校生・竜胆光太郎、一世一代の告白! 片想いの桑島深雪に勢いよく恋を告げたのだが――なんたる運命のいたずらか、告白相手を間違えてしまった……はずなのに、
「光太郎君ならもちろんいいよ!」
学校一の美少女・遠山花恋の返事はまさかのOKで、これじゃ両想いってことになっちゃいますけど!?
しかも二人のカップル成立にクラス中が大歓喜、熱烈祝福ムードであともどりできない恋人関係に!
いまさら言えない誤爆から始まる本当の恋。
『じゃない方のヒロイン』だけどきっと本命になっちゃうよ?
ノンストップ学園ラブコメ開幕!

■良かった点

告白する相手を間違えてしまったけれど、その間違えた告白を受けてもらってしまった。
しかもその相手というのが、読モで人気、今まで何人もの男の告白を袖にしてきた美少女!
本当は告白しようと思っていた女の子が別にいて、その子のことはなんなら苦手なはずだったのに、彼氏彼女になってしまう。
そんな、嘘から始まった彼氏彼女関係のラブコメです。

本来はつきあう予定のなかった相手との交際。
勘違いであったり、家の事情であったり、裏の事情であったり。
だけど嘘の交際を続けていくうちに、相手の良いところに気がついて好意を抱くように・・・というのはよくあるパターン。
主人公の光太郎は人から頼まれごとをされると断れない性格。
告白相手を間違えたのも、クラスメイト達の好意による誤解であり、間違ったと言えない状況に。
ただまあ、結局は人との関係性など付き合ってみないと分からないわけで。
彼女となった花恋の良いところに気がつきつつ、花恋からの本気の好意に気がつかない鈍感さはラブコメ主人公らしい。

まっすぐで一生懸命。
誰からも好かれる性格。
頼りなく見えて実は凄いやつ。

実は色々ともりもりなのですが、まあそれはそれとして。
サクサクと悩まずに読める一作かと。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

なんだろう。
悪くはないんだけれど、特別にコレってわけでもないんだよなぁ。
フツー。

 

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