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【ブックレビュー】Fate/Zero(5) 第四次聖杯戦争秘話(著:虚淵玄)

更新日:

【作品情報】
 作品名:Fate/Zero(5) 第四次聖杯戦争秘話
 著者:虚淵玄
 ページ数:264
 ジャンル:ファンタジー
 出版社:星海社

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 容赦ないダークなバトル度 : ★★★★★★★★★☆
 こういう人におススメ! : ファンタジー系のバトルが好きな人

■作品について

いよいよ佳境に入る「第四次聖杯戦争」。
衛宮切嗣の謀略と言峰綺礼の暗躍が激しく鬩ぎ合う中で次々と命を散らしていく英霊と魔術師たち。
凄絶な死闘の果て、強敵中の強敵――征服王・イスカンダルとの対決がセイバーの目睫に迫る。
VMAX改を駆り、刹那の狭間の“向こう側”を駆け抜けるセイバーに、果たして勝機は見えるのか?

■良かった点

前巻までで3人が脱落し、残すは4人の英霊たち。
この巻ではやはりセイバーvsイスカンダル、であろうか。
というか、それよりもVMAX改を操り疾走するセイバーが格好良すぎるだろうが。
なんですかそのチートっぷり。
ライダーがいるのに騎乗スキルもあるなんてね、ズルいですよね。
対決そのものは二人の戦いというか宝具的に一瞬にかけるもの。
だからそれ以前の展開の方がむしろ燃えるかも?

そんな英霊同士の戦いに比して、衛宮切嗣の謀略と言峰綺礼の暗躍ときたらもう。。。
戦いに勝ち残るためにはこういう権謀術数というか、絶対に必要なんだろうけれど。
英霊同士のバトルを考えているとドス黒すぎますよね。
純粋すぎる(?)雁夜のおじさん頑張って! と応援したくなっちゃう気持ちもわかるってもんです。
しかしながらその雁夜さんがまあ、酷い目に・・・・

ということで。
「第四次聖杯戦争」も残すは1巻。
結末に向けてフルスロットル!

■ここが改善できるともっとよかったかも?

しかしラスト1巻となるのに、サーヴァントはまだ・・・
もっと激しいバトルロイヤルも見てみたいですね。

 

 

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