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【ブックレビュー】ゴーストハント7(著:小野不由美)

更新日:

【作品情報】
 作品名:ゴーストハント7
 著者:小野不由美
 ページ数:455
 ジャンル:ファンタジー、エンタメ
 出版社:メディアファクトリー

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 ホラー度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : シリーズが好きな人

■作品について

能登の事件を解決し、東京への帰路についた一行は、道に迷ってダム湖畔のキャンプ場にたどり着いてしまう。
ナルの突然のSPR閉鎖宣言に戸惑う麻衣たちは、急遽、湖畔のバンガローに滞在することに。
そこへ舞い込んだ、廃校になった小学校の調査依頼。
幽霊が出るという校舎には恐るべき罠が仕掛けられていた――。
すべての謎が明らかにされる最終巻。驚愕の真実とは

■良かった点

シリーズ7作目にして最終巻。
前作の事件の続きから始まり、一行が東京への帰路につくところ。
その途上で辿り着いたダム湖畔のキャンプ場で滞在することになった一行が、ひょんなことから引き受けた新たな調査依頼。
そしてナルの行動。

事件とナルの過去と正体が描かれる完結編。
事件に関しては、内容的にはホラーとして見せてくれる。
一人、また一人と・・・という王道的な展開。
そして解決するために力を見せる麻衣。
哀しいけれど優しくもある、良い解決を見せてくれる(事件の依頼者は酷いが)

そして明かされるナルの正体。
今までにも描かれていた伏線が紐解かれて分かってくるわけで。
この辺さすがの小野先生。
ただまあ、「えー、そうなの?」と思うところがないわけでもないけれど。

SPRの事務所閉鎖の話もなくなり、皆にとっても良い結末になりましたね。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

麻衣の夢に出てきたのがナルの兄だったとなると、ナルは本当にろくでもない感じになってきちゃうなぁ。
悪いわけじゃないんだけどね。
麻衣が好意を抱いていたのも、夢で見せてくれた本質的な優しさがあったから・・・と思いきや別人でした。
となっちゃねえ。

 

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