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【ブックレビュー】ゴールデンタイムの消費期限(著:斜線堂有紀)

更新日:

【作品情報】
 作品名:ゴールデンタイムの消費期限
 著者:斜線堂有紀
 ページ数:321
 ジャンル:エンタメ
 出版社:祥伝社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 悩める青少年たちの苦悩度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : 青春小説が好きな人

■作品について

書けなくなった高校生小説家・綴喜に届いた、

『レミントン・プロジェクト』

の招待状。
それは、元・天才を再教育し、蘇らせる国家計画だった。

「才能を失っても、生きていていいですか」?

その問いに対する答えは・・・

■良かった点

山奥に作られ、出ることのできない館に集められた集められた元・天才たち。
そこで行われるのは、かつての天才たちを再生させようという、

『レミントン・プロジェクト』

ここまで聞いていると、思う人は多いだろうが、実はミステリーじゃなかった!
青春小説だった!

いや、本の帯に青春小説って書いてありますけれど。
いわゆるクローズドサークルに集められた今は落ちぶれたかつての天才児たち、行われるのは最新のAIを駆使した怪しげなプロジェクト。
なんてシチュエーションを聞いたら、殺人事件と思うでしょう(笑)!

実際にはAIの助言を聞くことで、その才能を活かそうというもの。
集められたビッグデータを活かし、多くの人に喜ばれる料理は、演奏は、映画や小説は、といったものが導き出される。
かつての天才児たちは、AIから出されたものを実際の作品にしていく。
だけどそれは、本当に自分が生み出したものなのか?
ただ単にAIの手先になっているだけではないのか?
料理や演奏は、本人たちの確かな技術があって初めてできるものなので、AIを教師としているだけともとらえられるが。
映画や小説など、プロットやら何やらを事細かくすべて決められたものが果たして自分の作品といえるのか?
迷い、悩みつつも、主人公の綴喜はレミントンに従い小説を書き始める。

天才と呼ばれた辛さ。
かけ続けられる期待。
失われていく期待。
天才といわれていても一人の人間であり、ずっと天才であり続けられる人なんて本当に一握りなわけで。
そんな彼らが苦しみ悩みながらも、それぞれが決断してそれぞれの道を進んでいく。

うん、これは青春小説だ。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

作者の最近の作品などからも、ミステリーを思っちゃっていた人も多いのでは。
それにだけ注意!

 

 

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