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『ドM女子とがっかり女王様』1巻の感想。斜め上をいく会話の応酬が楽しい百合コメディ

更新日:

 

こんにちは、神門です。

SMで百合・・・・

シリアスな作品なら、妖艶で耽美でエロティックになりそうです。

だけどタイトルと表紙を見る限りはどう考えてもシリアスではなくギャグ。

実際、基本的にはギャグで、女の子同士なのでほんのり百合だが、百合以上にギャグの強さが魅力なのが本作「ドM女子とがっかり女王様」です。

 

作品情報

作品名 ドM女子とがっかり女王様
著者 狐ヶ崎
出版社 KADOKAWA
紹介対象の巻 1巻
ジャンル 女子高校生の百合コメディ

 

作品の感想

 

女子高校生の中村さんは、自称ドM。

中村さんは自分を調教してくれる理想の女王様を探していました。

そんな中村さんの目に留まったのが、黒髪ロングでクールな雰囲気で見た目女王様度100点満点の久米川さん。

ところがその久米川さん、見た目にパラメータ100%を割り振っている、とんでもないポンコツ!

ということで、中村さんは久米川さんを理想の女王様にすべく調教する(?)、という作品です。

 

見た目、雰囲気は完璧に理想の女王様だけど?

「ドM女子とがっかり女王様」 1巻  狐ヶ崎/KADOKAWAより 引用

 

ギャグなわけですが、とにかく登場人物たちの自分勝手な言動が面白すぎます。

  • 中村さんが久米川さんに無茶ぶり(女王様プレイの要求)をする
  • 久米川さんがポンコツぶりを発揮する
  • 中村さんが厳しいツッコミをいれる

 

というのが基本(?)のパターンなわけですが、ドMを自称する中村さんが要求するプレイの内容とか、久米川さんの想像を斜め上にいくポンコツ言動とかが楽しすぎます。

ある意味、みんな自由というか。

なんで今そこでソレ!?

みたいな。

読んでいて思わずにやにやして噴き出しそうになってしまい、慌てて読むのを中断したくらいです(周囲に人がいたので)

ぽんぽんと交わされる残念な会話の応酬が楽しい

「ドM女子とがっかり女王様」 1巻  狐ヶ崎/KADOKAWAより 引用

 

とにかく、中村さんと久米川さんの会話を読んでいるだけで楽しいです。

二人の会話は噛みあっているようで噛みあっていないというか、その噛みあわなさが絶妙なのです。

いや、その返しはないだろう、そんなん考えつかないわ!

というのがひたすら続くのですが飽きることがない。

あとはやっぱり中村さんのキャラが素敵すぎます。

久米川さんは基本的に気弱のポンコツなのに対し、中村さんは気が強いんだけどドMだと言って久米川さんに調教をされたいと志願する。

なんだけど、中村さん自身が女王様というかドSの気質を見せまくっている。

久米川さんに対して女王様になれ、自分を調教しろと、まるで女王様のように迫る。

また、久米川さん以外に対しては基本的に厳しい、というかむしろドSでは?

他の登場人物は今のところ上井草さんという同級生だけですが、彼女に対しては・・・・完全に女王様!

 

ちゃんと百合しています!

「ドM女子とがっかり女王様」 1巻  狐ヶ崎/KADOKAWAより 引用

 

ギャグ要素が強めだけど、要所はしっかりと百合。

百合が苦手でもギャグ好きの人は楽しめると思いますし、百合好きの人はもちろん百合としても楽しめる。

二人がどんな主従関係を築いていくのか、そしてどんな絶妙なやり取りを見せてくれるのか、続きを早く読みたいです。

 

 

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