SF 書評

【ブックレビュー】放課後地球防衛軍(1)なぞの転校生(著:笹本祐一)

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【作品情報】
 作品名:放課後地球防衛軍(1)なぞの転校生
 著者:笹本祐一
 ページ数:304ページ
 ジャンル:SF
 出版社:早川書房

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 ワクワクする度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : ジュヴナイルSFが好き

 

■作品について

太平洋岸の過疎の地方都市・岩江の高校に通う三人の天文部員。
彼らの前に現れた転校生の悠美。
彼女が来たことから動き出す物語。次々と明らかになる、鄙びた田舎町の真実。
笹本祐一が送る、新たなシリーズの第一弾!

■良かった点

笹本祐一といえば「妖精作戦」や「ミニスカ宇宙海賊」などでおなじみで、ラノベの原型を作り出したとも言われる。
そんな笹本祐一が送るわけだから、期待を裏切ることはない。
田舎町に通う高校生の三人組。
男二人に女が一人、そして顧問の女教師。
もうこれだけで、なんというかテンプレ的であり王道でもある。

天文部員の彼らが流星嵐を観測した翌日、田舎町なのに転校生がやってくるという不自然さ。
もちろん、その転校生は美少女で天文部への入部希望者である。

一巻ということで登場人物を出して、色々な設定を出して、ウンチクを語って、そういう部分がどうしても主になってしまうが、それでも出だしとしては期待感を抱かせてくれるに十分。
変哲の無い高校生(それでも流星観測に炬燵を持ちだすとか非常識だけど)、それが謎の美少女転校生の出現で一変し、地元の、そして地球の謎に迫ってゆくというトンデモ感。
SFジュブナイルとして、これぞという作りはやっぱり笹本祐一らしいというべきか。

出てくる設定や謎はスケールがでかいはずなのに、高校生達がユルい感じでそう思わせないのも作者らしい展開。
テンポよく、ぽんぽんと読み進めさせてくれ、その中で語られる秘密やら設定は、ともすると右から左に抜けていきそうだが、それはまた読み返せばよい事。

現実から非現実へ。
ワクワク感を持たせてくれるスタートの一冊。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

問題はこれ、続刊出るの? というところだ。
レビューを書いている時点で1巻発売から2年くらい経つけれど、音沙汰がないぞ。
こういう作品はテンポよく出して欲しいなぁ。

 

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