ミステリー 書評

【ブックレビュー】マツリカ・マハリタ(著:相沢 沙呼)

更新日:

【作品情報】
 作品名:マツリカ・マハリタ
 著者:相沢 沙呼
 ページ数:304ページ
 ジャンル:ミステリー
 出版社:角川書店

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 ほんのりエロス度 : ★★★★★★★★★☆
 こういう人におススメ! : 学園を舞台とした日常の謎系が好きな人

 

■作品について

高校を舞台にした、日常の謎を取り扱った短編集のシリーズ2作目。
今作でも主人公の柴山は謎の美少女、マツリカの指示を受けて学園の謎を解明するために動き回るが?

■良かった点

今作も前作に引き続き短編集であるが、その中で主人公、柴山に少しずつ仲間というか話すことの出来る友人が出来て世界が広がってゆき、一歩ずつだが前に進んでいく姿を見ることが出来る。小さな成長かもしれないが、そのような姿を見ることが出来るのはシリーズものだからこそ。
また、それぞれ独立した短編が最後に一つの謎を解き明かす全体の作りは同じだが、前作よりも深みを増したというか、ちゃんと驚かされたというべきか。
一つ一つの謎はさして大きなものでもないけれど、こうした仕掛けがあることで楽しませてくれる。

あとこのシリーズといえば何といってもマツリカのエロティックさだろう。
というか、柴山の脳内妄想描写というか、作者の書き方というかなのだが、妙にしつこくねちっこくこの手の描写を入れてくる。特に太腿に対するこだわりは相当なものがあるとみた。
本編とは関係ないが、今回はどのような妄想をするのか。どんな変態的な描写がされているのか、そういった方向を楽しむことも出来る作品である。
いやこれホント。
もう、それは楽しむものだと考えるべき。

なんだかんだ、キャラクター性が高く、キャラクターで読ませてくれる。
そしてマツリカのエロさで忘れがちだが、切なくビターな青春ミステリー度が高いのは変わらない。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

主人公は前に進んでいると書いているけれど、基本的な性格は変わらないので苛つくこともしばしばあります。
あとは、色々と記載しているような内容なので、どちらかといえば若い男性向きな部分が強くなってしまう(苦笑)
少し変態の入った色気描写を笑って許せるなら、気にせず読んでみましょう。

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