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エンタメ 書評

【ブックレビュー】彼女。 百合小説アンソロジー(著:相沢 沙呼,青崎 有吾,乾 くるみ,織守 きょうや,斜線堂 有紀,武田 綾乃,円居 挽)

更新日:

【作品情報】
 作品名:彼女。 百合小説アンソロジー
 著者:相沢 沙呼,青崎 有吾,乾 くるみ,織守 きょうや,斜線堂 有紀,武田 綾乃,円居 挽
 ページ数:432
 ジャンル:エンタメ
 出版社:実業之日本社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 百合深さ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : 色々な百合を読んでみたい

■作品について

彼女と私、至極の関係性。“観測者"は、あなた。
珠玉の7編とそれを彩る7つのイラスト。
究極のコラボレーションが実現!

相沢沙呼「微笑の対価」/扉絵 清原紘

青崎有吾「恋澤姉妹」/扉絵 伊藤階

乾くるみ「九百十七円は高すぎる」/扉絵 郷本

織守きょうや「椿と悠」/扉絵 原百合子

斜線堂有紀「百合である値打ちもない」/扉絵 たいぼく

武田綾乃「馬鹿者の恋」/扉絵 けーしん

円居挽「上手くなるまで待って」/扉絵 toi8

■良かった点

「百合」をテーマに描かれたアンソロジー集。
集った作家さんたちは、それぞれ早々たる名前が揃っている。
「百合」といっても描く人によっては様々で、それって百合? みたいなものもあったりなかったり。
どれを好むかは人それぞれ、オーソドックスなものから風変わりなものまで、色々と揃っております。

個人的に百合は幸せでいてほしいので、重く、バッドな方向に向かって行く作品よりは明るい作品の方が良いなぁ。
まあ、重い作品もそれはそれで良いのですけれどね。

そういう意味では織守きょうや先生の「椿と悠」なんかは結構、王道な百合な感じで良かったですよ。
最後も、二人がその後幸せになってくれるんじゃないかと思わせる形でしたし。
いわゆる両片思い、とでもいうやつなんですかね。
自分だけが相手のことを思っていて相手は別の人が好き、みたいなことを互いに思っていて。

乾くるみ先生、相沢沙呼先生は、それぞれがともにらしさ全開で描いている感じ。
というか乾先生のは百合の体をしてのハチャメチャミステリーか。

とゆーことで、百合に興味がある方なら、どれか好みの作品が見つかるのでは?
それぞれ作者さんが異なりますので、読んでみてなんか合わないなと思ったら他の作品に移ってもOK。
そういう楽しみ方もできますよ。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

好みも見つかる反面、イマイチと感じる作品も当然ながらあるかもしれません。
でも、そういうのは読み飛ばしてしまえばOK。
アンソロージーですから、好みが1つでも見つかれば成功と思いましょう!

 

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