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【ブックレビュー】アゲイン(著:浜口 倫太郎)

更新日:

【作品情報】
 作品名:アゲイン
 著者:浜口 倫太郎
 ページ数:334
 ジャンル:エンタメ
 出版社:ポプラ社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 作中のお笑いが面白い度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : 元気をもらいたい人

 

■作品について

売れない漫才師だった父親と同じ道を進み、ピン芸人になった戸田雄貴。
大阪で活動する彼のもとにひょんなことから一時的に異父妹の楓と一緒に暮らすことになる。
なかなか上に行くことが出来ずにもがく雄貴。
大阪の学校で浮いている楓。
そんな二人をつなぐ、「笑い」

挫折と挑戦。
倒れても立ち上がり、そして進もうとする姿を描いた一作。

■良かった点

まあ、芸人の世界は厳しいですよね。きっと。
なんてわかった風なことを言っていますが、あくまで想像のこと。
でもきっとこの作品で書かれていることは本当のことなのでしょう。
著者は放送作家さんみたいなので、実際にこういう芸人の世界にも触れて来たのでしょう。

主人公は売れないピン芸人。
自分の父親も芸人をしていたけれど、売れずに苦労して事故死をしてしまった。
母親は再婚して新しい父親に子供が出来て、主人公にとっては妹が出来た。
でも自分だけはそこに馴染めず、ならないと思っていた芸人の世界に飛び込んでしまった主人公。
こういう家庭環境を描いてくれると、ああ、だから芸人になろうと思ったのかとか、そう思える気がする。

ほんの一握りの人しか生き残れない世界。
それが分かっていながらも、みんな、必死にそこで生き残ろうともがいているけれど、それでも悲しいかな上にいけるのは一部の人達だけ。
同期が先に進み、あるいは世界から去り。
新しい若い人がどんどん追いついて、あるいは追い抜かれて。
それでも、好きだから頑張る。

挫折して、でも立ち上がってと、物語展開的には非常に分かりやすいだけに、読みやすく入りやすい。
さらにそこに兄と妹というのがついてくる。
血のつながらない妹。
東京で生まれ、大阪にやってきて大阪になじめない妹。
ぎこちない二人を繋ぐのは、「笑い」
妹の楓が少しずつ「お笑い」にはまり込んでいく姿が微笑ましい。

一気に読み終えることができ、読み終えた後も爽やかな読後感。

自分も頑張ろうか!

そう思える一冊。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

この後、はたして売れるのか?
楓はどうなるのか?
といったところも気になりますね。

 

 

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