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【ブックレビュー】現実でラブコメできないとだれが決めた?(2)(著:初鹿野 創)

更新日:

【作品情報】
 作品名:現実でラブコメできないとだれが決めた?(2)
 著者:初鹿野 創
 ページ数:391
 ジャンル:エンタメ
 出版社:小学館

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 新ヒロインが好み度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : ちょっと変わったラブコメを楽しみたい

■作品について

現実をラブコメみたいな世界にしたい!
そう決意をして高校生活を開始した長坂耕平は、前巻で上野原彩乃を『幼馴染』設定にすることで危機を乗り越えた。
ここから新たにイベントをこなしてラブコメ度を上げていこう!
というところでまたしてもトラブル勃発。
問題は、金髪ギャルで耕平に対して何かと反発してくる勝沼あゆみ。
クラスを一つにまとめるため、耕平は新たに動き出す。

■良かった点

今回のメインは表紙も飾っている勝沼あゆみ。
金髪ギャル、強気、ヤンキー気質という姿を1巻でもちらりと見せていた。
そんなあゆみに対し、耕平は早々にラブコメ適性でE判定をしていました。
が、1巻を読んだ私は、

そんなはずないだろ、どう考えてもこの子、ラブコメ物語に入り込まないでどうするよ?

的なキャラでした。
まあ、耕平と違って外から読んでいる立場だから言えることかもしれませんが。

とにかく攻撃的なあゆみ。
学校イベントの清掃ボランティアでトップを目指そう、なんてノリでクラスを盛り上げて纏めようとする耕平に対し、冷たい態度を取ります。
声が大きくて強い人が一人、そういう態度を取ってくると、途端に周囲のノリは引きますよね。
だからといって諦めるわけにはいかない耕平。
あゆみのやたら攻撃的な態度の理由も調べながら、どうにかしようと動き回る。

展開的には、トラブルが発生してピンチ(ラブコメにしたい展開にならなくなりそう)になって、それを機転を利かせて良い方向に持っていくという1巻と同様の展開。
対象が、1巻は彩乃だったのに対し、2巻ではあゆみになったということ。
展開自体が悪いわけではなく、むしろ王道というか、なんとなくわかるけれど安心して読み進められるというか。
だからこそ、その展開自体に満足はしても驚きは少ない。
といって別に物足りないとかそう言うことをいいたいわけではなく、それで終わらないのがこの作品。
耕平からメインヒロインに抜擢されている芽衣が抱える闇というか過去。
メインヒロインこそラスボスでもあると思われるだけに、この先の展開の変化に期待したい。

んで、今巻メインのあゆみだが。
この方向で来ましたか、と。
いずれにしても1巻登場時できっとヒロインになるだろうと思っていたのでその点は驚きない。
むしろ好みの方向のキャラになってくれて良かった。
ただ一つ、最後のイメチェンというかは、前の方が好みでした。

 

■ここが改善できるともっとよかったかも?

実際にラブコメ展開になるのか。
そうなったとき攻略対象ヒロインはどれだけ出てくるのか。
読者としてはヒロインとのラブコメ展開も期待しているはずなので、その辺がこの先どうなるか、かな。
綾乃は人気ありそうだけど、他のヒロイン候補は?

 

 

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