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エンタメ 書評

【ブックレビュー】なぜかS級美女達の話題に俺があがる件(著:脇岡こなつ)

更新日:

【作品情報】
 作品名:なぜかS級美女達の話題に俺があがる件
 著者:脇岡こなつ
 ページ数:260
 ジャンル:エンタメ
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 勘違いにもすぎる度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : 勘違いハーレムラブコメが好き

■作品について

「――実は私、運命的な出会いをしたんです」
「私もバイト先の常連さんに気になる人がいるんだ~」
類いまれなる美貌から男女問わず尊敬と羨望を込めて、《S級美女》と呼ばれる女子高生の姫川沙羅、小日向凛、高森結奈。
誰もが羨む彼女たちの恋バナにクラス内がざわつく中、クラス一地味な赤崎晴也は心の中で焦っていた。実は彼女たちが話題にしている男性こそ赤崎晴也なのだ!!
絶対に学校で目立ちたくない晴也はどうにかして彼女たちからの興味をなくさせようと動くのだが、全てが裏目に出てしまい……。
地味系男子と《S級美女》の学園ハーレムラブコメ、開幕。

■良かった点

学校内では目立たないモブ男子として過ごしている赤崎晴也。
ところがなぜか、《S級美女》と呼ばれる女子高生の姫川沙羅、小日向凛、高森結奈の話題にあがってしまい??
という、お互いが気がつかないところから始まる勘違いハーレムラブコメ、というわけである。

気がつかないうちに出会い、学校での冴えない男子だと知らないで、外での姿に惚れられる。
そういう展開もオーソドックスと言えばオーソドックス。
しかしそれが、学校で誰からも羨まれる三人のS級美女それぞれから思われるとなれば話も違って??
今回は3人のうちの金髪美女・姫川沙羅がメインのお話。
お嬢さまの沙羅は結構夢見がちで、運命の出会い、王子様的な存在に憧れ、だからこそ外出先でたまたま助けてくれた晴也に運命を感じて。
だけど育った立ち位置的にそういう自由な恋愛は許されなくて・・・という、こちらも王道的な展開。

沙羅から距離と取ろうとすると、その行動が裏目に出てまた沙羅に懐かれるという悪循環というかも、勘違いラブコメの流れ。
凛と結奈は今回に関してはそこまで目立つわけでもないけれど、次巻以降でアタックしていくのでしょうか。
3人とも気になっている相手が同じ男だということに気がついていないけれど、それが気づいてどうなっていくのか。
ハーレムラブコメってうたっているから、修羅場にはならんのか?

■ここが改善できるともっとよかったかも?

まあ正直、晴也の行動が全く理解できないし共感できなかった。
学校では目立たないよう地味にして、外出するときはイケメンに変身するって、学校でも存在知られていないんだからそのままでいいじゃんとか。
沙羅と知り合ってからも、無視すればいいだけじゃんとか。
まあ、ラノベだから展開は多少強引でもいいんだけど、その強引さに説得力が感じられなかったので。

あと、学校で晴也はモブだから女の子たちが晴也に気がつかないのはともかくとして。
晴也が3人の誰にも気がつかないのは不自然すぎる気が。

うーん、これは続きは特に読まなくてもいいかな。。。

 

 

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