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【ブックレビュー】闘資(著:浜口 倫太郎)

更新日:

【作品情報】
 作品名:闘資
 著者:浜口 倫太郎
 ページ数:312
 ジャンル:エンタメ
 出版社:双葉社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 起業したくなる度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 こういう人におススメ! : 成り上がりハッピーエンドものが好き

■作品について

関大輔はお金がなかった。
父親が事業に失敗し出奔。
母親は一生懸命に働いてくれるが、弟妹との生活費を賄うだけでいっぱいいっぱい。
とても大学に進学することなどできず、おじの伝手で東京に出ることになる。
別れを惜しんだ弟妹とともに上京するが、苦労が絶えない毎日を送る。
そんなある日、大輔の前に一人の男が現れる。
男はベンチャーキャピタリスト。
大金を扱うその男に弟子入りを志願する大輔だったが……。

■良かった点

貧乏な青年、関大輔。
弟と妹の面倒も見なければならない状況下、お金がないせいで大学進学ができず、苦しい日々を送る。
そんな中で出会ったのが、ベンチャーキャピタリストの今田。
ベンチャーキャピタルの風雲児であり、若くして大きな金を持つ今田に弟子入りした大輔は、底辺からの成り上がりを目指す。

苦労人の男が成り上がっていく話というのは、読んでいて応援したくなってくるというものです。
もちろん、主人公の性格が良いというのは一つ条件にあるかもしれませんが。
弟と妹を思い、弟と妹も兄を思い、苦労しながら生活を続ける大輔には頑張って欲しいと思えるもの。
ライバルというか嫌な男が障壁となって立ちふさがり。
アクシデントが様々あるけれど、高校時代の親友たちの手助けなども受けて上がっていく。
うーん、それでめでたしめでたし、と終わらせないのがこの作品。

金持ちになるなら、情は切り捨てなければならない。
世の中、金があればなんでもできる。
本当に金を動かす怪物になるならば、非情にならなければならない。
変わっていく大輔。
そんな大輔を見る、弟と妹。
この辺も王道展開といえばそうかもしれないけれど、だからこそ読ませられてしまうところもあるわけで。
展開の仕方、読ませ方がうまいのは浜口さんらしいところ。

さらに作中では浜口さんの別作品、「シンマイ!」からもゲスト出演があったりして、そちらを先に読んでいるとなお楽しめます。

エンタメ作品としてさくさくと読み進められます!

■ここが改善できるともっとよかったかも?

投資についてとか、ベンチャーや起業についてノウハウが分かるような作品ではないので注意。
あくまで、それらを題材にしたエンタメです!

 

 

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