「マリア様がみてる」 一覧

【マリみてSS(由乃)】黄薔薇小夜曲 1

 友達なんか必要ない。ずっと、そう思っていた。 1.閉ざされた心   「由乃さんも、そう思わない?」  と、いきなり、というわけでもないがクラスメイトの話が由乃にふられた。一瞬、何のことを話 ...

【マリみてSS(乃梨子・祐麒)】笑顔をさがして <後編>

~ 笑顔をさがして ~<後編>  リリアン&花寺生徒会の合同デートが行われた翌日。  山百合会の仕事はなしということで、乃梨子は志摩子さんと一緒に帰宅の途についていた。マリア様にお祈りをして、並んで歩 ...

【マリみてSS(真美・祐麒)】あなたの記事が書けなくて <前編>

~ あなたの記事が書けなくて ~<前編> 「ちょっと祐巳、俺に代わりに行けってどういうことだよっ」 「だってしょうがないじゃない。私はこんな状態だし」  夏風邪を引いてベッドで布団にくるまっている祐巳 ...

【マリみてSS(乃梨子・祐麒)】笑顔をさがして <前編>

~ 笑顔をさがして ~<前編>  最近、どうも自分の調子がおかしいと、祐麒は感じていた。  常に、というわけではない。それは主に、学園祭の準備などで山百合会のメンバーと一緒にいるときのことになる。男子 ...

【マリみてSS(聖・蓉子)】叶うことならば

~ 叶うことならば ~  放課後、薔薇の館。  今日は別に、集まる予定の日ではないから、室内には蓉子一人しかいなかった。我ながら、こんな日に一人で仕事をするなんて、と蓉子は思うけれども、性分なのだから ...

【マリみてSS(加東景)】加東景の憂鬱

~ 加東景の憂鬱 ~ 「あれ、蓉子じゃない」  そう言って、隣を歩いていた佐藤さんが小走りに行ってしまったのはついさっきのこと。見ていると、数軒先にある雑貨屋の店先に立っていた女性のところまで走りよっ ...

【マリみてSS(祥子・祐麒)】私の手をとって

~ 私の手をとって ~ 「本当に、ありがとうございました」  目の前で深々と頭を下げる女性に、祐麒は慌てて頭をふった。 「いや、そんなたいしたことじゃないですから」 「でも情けないわ。自分の家に帰るの ...

【マリみてSS(三奈子・祐麒)】真夏のプリズム <後編>

~ 真夏のプリズム ~<後編>  ゲートから施設内に入り、祐麒も一番安い海パンを購入して着替え、言われたとおり更衣室近くに立っている変なオブジェの前で待つ。  しかし暑い。頼むから早く来てくれないもの ...

【マリみてSS(三奈子・祐麒)】真夏のプリズム <前編>

~ 真夏のプリズム ~<前編>  夏休み。  たまたま、街中で祐巳に会った。祐巳はどうやらこれから、クラスメイトと買い物に行くとのこと。二言三言、言葉を交わして祐巳と離れてしばらく歩いたところで、いき ...

【マリみてSS】つづきは、いつも突然(由乃・祐麒)

~ つづきは、いつも突然 ~ 「悪いんだけれどちょっと、お使いに行ってきてくれるかしら」  由乃が母からそう頼まれたのは、秋から冬に変わったばかりという頃のある休日の昼下がり。そろそろコートなしで外出 ...

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