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ミステリー 書評

【ブックレビュー】罪の因果性(著:横関大)

更新日:

【作品情報】
 作品名:罪の因果性
 著者:横関大
 ページ数:320
 ジャンル:ミステリー
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 やるせない度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : タイトルに惹かれた人

■作品について

市役所職員・倉多佑美は、家出した恋人を捜しているという男の電話を受ける。
粘着質な男の誘導に、佑美は意図せず個人情報を漏らしてしまうが、数日後、市内で起きた地下アイドル刺殺事件に戦慄する。
その被害者こそ、男が捜していた相手だったのだ!
自責の念と周囲の目から、佑美は辞職に追い込まれる。
だが三年後、新生活を営む佑美のもとに、星谷と名乗る謎の男が現れる。
星谷は、事件を再検証したいと切り出し……。
乱歩賞作家が辿り着いた、慟哭のクライム・ミステリー!

■良かった点

なんというか、まさに何の因果か、というか。

  • 地下アイドル
  • 彼女たちを推すファン
  • 市役所の職員

彼らを巡る因果。

アイドルの刺殺事件を巡り、そのアイドルの個人情報を漏らしたのではないかと退職を余儀なくされる倉多佑美。
タイミングが悪かった、運が悪かった。
そう思うしかなかったのだけれど、それは様々なことが積み重なったうえで巡り巡ってきたもの。
ただそれも、誤解というか、ちょっとした勘違いというか、そういうこともあってのこと。
自分の行ったことが、どのような結果をもたらすのかは分からない。
ほんの些細なことが他人の人生を左右するかもしれない。

風が吹けば桶屋が儲かるというかバタフライ・エフェクトというか、あるいは歪なドミノ倒しというか。
全てが連鎖する。

地下アイドル、震災、コロナ、といった近年の日本を占める強い要素を絡ませながら事件を描いている。
そして最後に明かされる真相。
誰も幸せになれないけれど、ね。。。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

まー、明るくなれる話ではありません。

 

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