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【ブックレビュー】Fate/Zero(2) 第四次聖杯戦争秘話(著:虚淵玄)

更新日:

【作品情報】
 作品名:Fate/Zero(2) 第四次聖杯戦争秘話
 著者:虚淵玄
 ページ数:304
 ジャンル:ファンタジー
 出版社:星海社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 いよいよ戦いが始まった度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : ファンタジー系のバトルが好きな人

■作品について

「聖杯戦争」においても手段を選ばぬ“魔術師殺し”こと魔術師・衛宮切嗣と、あくまで己の騎士道を貫かんとする英霊・セイバー。
二人の戦い方が相容れるはずもなく、セイバーはアイリスフィールとともに戦いに赴く。
セイバーの前に姿を見せたのはランサー。
二人の英霊の間で繰り広げられる激しい戦い。
しかし、誰の思う通りにもいかない聖杯戦争。

■良かった点

とゆうことで第二巻。
前の一巻が顔見せ、人物紹介だったわけで、今巻よりいよいよ戦いの火ぶたが切って落とされる。
衛宮切嗣が召喚したのはセイバー。
誇り高く、騎士道を貫き、正々堂々と相手を倒すことを欲するセイバーに対し、どんな手段でも勝とうという衛宮切嗣ではうまくいくはずもない。
二人の間にたったのがアイリスフィール。
ある意味、セイバーのマスターとして動くアイリス。

セイバーvsランサー。
ランサーの正体は……なるほどね。
誇り高き二人の戦いはさて、思うような決着にはならない。
戦いの序盤、まだ始まったばかりだというのに想定外のことばかり発生する。

場を乱すのは、バーサーカー、そしてキャスター。
英霊もそうだけど、本来は魔術師でもないのに7人目として選ばれたマスターとか。
いきなりしっちゃかめっちゃかになりそうな展開です。
緊迫した展開のはずなのに、ライダーのコンビが場を和ませてくれます。

英霊たちが姿を現したとはいえ、戦いの本格化はこれから。
さあ、楽しくなってきた。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

果たして誰が最初に脱落するのか?
とにかく先を読もう。

 

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