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ミステリー 書評

【ブックレビュー】神様の裏の顔(著:藤崎翔)

更新日:

【作品情報】
 作品名:神様の裏の顔
 著者:藤崎 翔
 ページ数:360
 ジャンル:ミステリー
 出版社:KADOKAWA/角川書店

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 読みやすい度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 読みやすいミステリーを探している

 

■作品について

あらゆる人から慕われていて、まるで「神様」のようだった教師、坪井誠造が亡くなった。
その通夜に集まった、坪井誠造に関わる人たちは生前の彼のことを思い出して偲ぶのだが。
ふとした疑問、違和感から、実は彼がとんでもない犯罪者だったのではないか。
そう思い始めた人達は、お互いの坪井誠造に関するエピソードを話し始めて・・・・

■良かった点

藤崎マーケットの人が書いた本、というのは知っていました。
今まで手にしていなかったのですが、このたび読んでみました。
一人称視点で、色んな人にコロコロと変わっていきながら展開される物語は読みやすく、あっという間に読み進められる。
軽妙な語り口で、本を読み慣れていない人でもスイスイと読み進めていくことが出来るだろう。

物語としては、神様のように思われていた坪井誠造、彼に世話になった人たちが通夜の時に生前のエピソードを思い出し、語り合っているうちに、「あれ?」と思うようになってくる。
一人称視点なので、読者としては視点が変わる度に新たな情報が得られ、
「ん、これってもしかしてあれに繋がるのでは?
と、予測を立てながら読み進められる。
そして実際に展開されていく坪井誠造に関する疑惑の深まり。
もちろん、それで終わるというわけではない。
本当に坪井誠造がやったことなのか? どこかに見落としがあるのではないか?
という感じで読みながらなんとなく展開を予測しつつ、実際に二転三転していくのはなかなか面白い。

ちゃんとラストにオチも用意されており、最後まで楽しむことが出来る。
テンポよく、2時間ドラマとかにもあいそうな感じ。
安心して読めるミステリー。
といった感じの作品です。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

一人称視点で人が色々変わるから致し方ない部分あるが、同じ情報を何度も読まされる前半はちょっと冗長に感じられる。
そしてオチというか、ラスト。
それを使っちゃうかぁ、というのはある。
受け入れられるかどうか?

 

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感想(1件)

神様の裏の顔 (角川文庫)

 

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