【作品情報】
作品名:連続殺人鬼 カエル男
著者:中山七里
ページ数:411
ジャンル:ミステリー
出版社:宝島社
おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
騙される度 : ★★★★★★★★☆☆
こういう人におススメ! : どんでん返し系が好き
マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。
傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。
これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。
警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。
無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?
カエル男初読。
まるで幼い男の子がカエルをいたぶるような感じの死体が見つかる。
実際、その遺体のそばには稚拙な犯行声明が。
そこから始まる連続殺人。
カエル男の正体は?
ということで展開される物語。
渡瀬と古手川のバディでお送りされます。中山さんの他のシリーズでもおなじみですね。
登場人物は絞られており、そういう意味では犯人も絞り込みやすいか。
しかし、ラストに向けて畳みかけるような展開はさすがというか、最近の中山さんの作品では少なくなってきた風味。
カエル男も結構前の作品ですからね。
単に猟奇的な連続殺人を描いているだけでなく、刑法39条に関することも絡めて。
まあ、実際にどうなんだ? という思いはありますよね。
精神的にどうであろうが、犯罪を起こしたことに変わりはないわけで。
少年法とかもね、難しいですよね。
スピード感もあり、どんでん返し的な展開といい、最後まで飽きずに読ませてくれると思います。
結構、グロい描写もあるので注意。
その辺、弱い人は読み流すといいかも。
想像しちゃうと、痛い。
