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エンタメ 書評

【ブックレビュー】隣のクラスの美少女と甘々学園生活を送っていますが告白相手を間違えたなんていまさら言えません(著:サトウとシオ)

更新日:

【作品情報】
 作品名:隣のクラスの美少女と甘々学園生活を送っていますが告白相手を間違えたなんていまさら言えません
 著者:サトウ とシオ
 ページ数:256
 ジャンル:エンタメ
 出版社: SBクリエイティブ

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 光太郎の有能度 : ★★★★★★★★★☆
 こういう人におススメ! : 安定したコメディ的なラノベを楽しみたい人

■作品について

「なんで光太郎君がADに!?」
「いやぁ。断れなくて、つい」

女優としての仕事を始めた花恋の仕事現場になぜかしっかり溶け込んでいる光太郎。
撮影スタッフと間違えられ、有能すぎるアシスタントとして本職からも大絶賛。
おかげで仕事でもプライベートでもずっと一緒にいられると、光太郎にベタ惚れな花恋は可愛さ爆発の大はしゃぎ。
そこに光太郎を諦めきれない深雪や、ドラマの共演者・千春、さらには光太郎推しのクラスメイトたちも加わって、撮影現場はかつてない混沌を極めた修羅場になっていく!
誤告白から始まった恋心が止まらない、超特急ラブコメディ第2弾!!

■良かった点

2巻目。
告白相手は学園のアイドル的美少女。
間違えての告白だったのにOKされて付き合うことになって・・・という勘違い系ラブコメ。
前巻では、二人が同居することになってしまって、というところで終わりましたが。
同居のところは、今のところはそれほどクローズアップされず。
今回は、花恋が女優として撮影現場に付き添いで行った光太郎がなぜか新人ADと間違われて現場に溶け込んで。
そこに深雪が絡んできて。
さらに花恋の主演失脚を狙う事務所からの刺客(?)も絡んできて、という流れ。

しかし光太郎の有能さよ・・・
そんな簡単にADとかできるのか?
まあ、できちゃうのが光太郎なんだろう。

そして花恋のスキャンダルを探すべく使わされた千春さん。
事務所に弱みを握られていて、この世界で生きていくためには事務所のいうことをきくしかないという、根っからの悪人ではない人。
ヤンキー的な外見ってのが好みです。
そして根は良い人なのが光太郎や花恋には本質的に察せられたのか、懐かれてしまって。
明らかに悪い人は悪い結果になり。
良い人は悪いようにはならない。
そういう分かりやすい展開が安心感を与えてくれます。
さくさく、読み進められます。
しかし深雪は完全にアレな人だな・・・

■ここが改善できるともっとよかったかも?

2巻も良くも悪くも普通っていう感じで。
ある意味で安心しては読めるんですけど。

 

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