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ミステリー 書評

【ブックレビュー】レフトハンド・ブラザーフッド(著:知念実希人)

更新日:

【作品情報】
 作品名:レフトハンド・ブラザーフッド
 著者:知念 実希人
 ページ数:460
 ジャンル:ミステリー
 出版社:文藝春秋

 おススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 主人公の間抜け度 : ★★★★★★★★★☆
 こういう人におススメ! : スピード感のあるエンタメミステリーが好き

 

■作品について

主人公の岳士には双子の兄がいた。
交通事故で亡くなった兄、海斗の声がなぜか聞こえるようになった岳士は、精神がおかしくなったと判断されたことで家出をする。
しかし家出の途中で殺人事件に巻き込まれ、容疑者として追われる身に。
疑いを晴らすには真犯人を見つけるしかないと、岳士と海斗は動き出す。

■良かった点

左手に意識の移った(?)兄との共闘。
人格が入れ替わるとかではなく、同時に存在してお互いに話すことが出来るというのはなかなか面白い。

事件の方は危険なドラッグが関与して、そこから半グレ集団とのやりとり、美女との出会い、はぐれ刑事との取引、などなどツボをおさえた展開となっている。
スピーディな物語の展開に、読みやすい筆致で、一気にラストまで読ませられる。
ラストに向けて物語は二転三転し、何が真実なのか、どういう結末になるのか、楽しませてくれる。

ミステリーというか、2時間ドラマのサスペンスと言った感じで楽しめるのではないだろうか。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

体に他の人間の意識が宿るという設定は問題ない。
問題なのは主人公の岳士に魅力がないことだ。
とにかく馬鹿で考え無しで、自分勝手で。
左手の兄の海斗のいうことを聞かず、そのくせ困ったら海斗のいうことに盲目的に従う。
これじゃあ、幼馴染の少女が岳士ではなく海斗を選ぶのも当然じゃない?
顔が同じでも、中身が違いすぎるでしょう。

高校生なんてこんなもん、人間なんて弱いものだと言われればそれまでだけど、物語の主人公として魅力がないと、読み進めるのがちょっと辛い。

 

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レフトハンド・ブラザーフッド (文春e-book)

 

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