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【ブックレビュー】楽園ノイズ4(著:杉井光)

更新日:

【作品情報】
 作品名:楽園ノイズ4
 著者:杉井光
 ページ数:296
 ジャンル:エンタメ
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 熱量度 : ★★★★★★★★★☆
 こういう人におススメ! :バンド! 青春! 女の子! 

■作品について

いよいよ近づいてきた年度末。伽耶は受験を控え、僕らは音楽祭の準備が大詰め。
そんな折、華園先生が以前所属していた管弦楽団が人数不足だというので、PNOメンバーはヘルプにかり出される。
コンサートはよりにもよってバレンタインデー!
メンバー全員からのチョコ総攻撃に僕はもう手一杯。
でも甘い時間はいつまでも続かない。解散の危機に瀕した管弦楽団を救うため、僕は彼らを音楽祭に呼ぶことを決意。最高の演奏をして復活アピールをしなければ!
高まる恋のアンサンブル、超高純度青春ストーリー、第4弾!

■良かった点

青春音楽物語の第4弾です。

前回はクリスマス、今回はバレンタイン!
恋愛イベントに事欠かない季節ですね。
といっても本作は、恋愛はいまのところおまけみたいなものというか、いつも通りの感じではあるのですが。

今回は今までとまた違って、オーケストラ!
華園先生が以前所属していた管弦楽団が人数不足だということで、PNOメンバーにヘルプ依頼が発生。
真琴は残念ながらオーケストラでは出番がないので見ている方になるのですが・・・
コンサートが開催されるのがバレンタインデー!
は、まあ置いておくとして。
華園先生がいなくなり、人数が減り、解散の危機に瀕している楽団。
だけど演奏を聞いてみると、素人楽団なんてものではない、解散させるにはもったいないほどの技術を持った人ばかり!
どうにか解散させずに済ませられないかと考えた真琴は、音楽祭に呼んでオーケストラの価値をアピールすることに。
そしてそのために、真琴は指揮者として舞台に立つことに!

演奏するのと指揮するのでは全く違うわけで。
素人指揮者の真琴に何ができるのか?
それは、読んでみれば分かります。
今回も、音楽に詳しくなくとも、胸に響いてくるような演奏シーンの描写。
音楽ものはここがしっかりしていないとどうしようもないですからね。

真琴の音楽バカっぷりは相変わらず。
周囲からも当然のようにそう思われているのがさすがです。

そして登場はほぼ皆無に等しいにも関わらず、存在感を放つ華園先生。
やっぱり本作のメインヒロインは華園先生ということですよね!?

なお、オーケストラの話だけではなく、黒川さんがかつて組んでいたバンドの復活の話とかもあります。
数少ない女装成分がそこにちょっとだけ・・・

■ここが改善できるともっとよかったかも?

黒川さんの話で、真琴にまた新たなファンがついて!
みたいな展開にならなかったのが残念。

あと、女装もお願いします!

 

 

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