http://bookmaria.com

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

エンタメ 書評

【ブックレビュー】天嬢天華生徒会プリフェイズ(著:杉井光)

更新日:

【作品情報】
 作品名:天嬢天華生徒会プリフェイズ
 著者:杉井光
 ページ数:312
 ジャンル:エンタメ
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 騙される度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 特殊学園モノが好き

■作品について

やっとのことで教員資格をとったぼくが紹介された就職先は、総生徒数25万人の《天涯学園》。
半島ひとつがまるごとキャンパス、学園都市を超えた独立学園国家だった。
着任早々とんでもない事件に巻き込まれたぼくを救ってくれたのは、生徒会長にして学園の《王》、天祿院凰華。
「先生はこのわたしが一生涯添い遂げ、尽くす方ですので!」
謎に距離が近い彼女によって生徒会執行部の顧問に据えられたぼくの、不安も刺激もたっぷりの教員生活が始まる!

■良かった点

日本の中にあるけれど、一つの別の国として成り立つ学園国家の天涯学園。
主人公はその学園の教師として赴任する。
過去に何やらあったようで、それ故に拒否権もなく、言われるがままにやってきた天涯学園で迎え入れられたのは生徒会。
生徒会長、天祿院凰華と彼女を中心とした生徒会メンバーと共に、凰華の望みを叶えるために主人公は教員生活を開始する。

主人公の過去や能力については、話の序盤から色々と匂わされている。
そこに何かあるのだろうと思わせるわけだけど、その仕込みがラストになって明かされてひっくり返されるというわけである。
ラノベではあるけれど、ある意味でミステリ―ともいえるのか?
主人公の正体は?
というのがある意味、本巻の肝であり謎であるのだから。

キャラクター達はどれも個性的である。
今の時代だけに、他では見ないようなキャラクターというわけではないけれど、生徒会メンバーとしてお約束的な面々が集まっている。
今回は舞台&登場人物紹介的な巻だろう。
この先、どう展開していくのか、次第か?

■ここが改善できるともっとよかったかも?

うーん。
確かに最後の種明かしはあるんだけど。
全体的にあまり盛り上がりや山場が感じられないまま終わってしまった感じ。
今巻はプロローグで、これから本格的に始まるのだろうか?

 

↑アマゾンリンク↑

 

応援クリックいただけると幸いです。
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

アドセンス1

スポンサーリンク

アドセンス1

スポンサーリンク

fam8インフィード広告2×4+5連

-エンタメ, 書評
-, , , , ,

Copyright© マリア様の愛読書 , 2025 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.