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エンタメ 書評

【ブックレビュー】青春2周目の俺がやり直す、ぼっちな彼女との陽キャな夏(著:五十嵐雄策)

更新日:

【作品情報】
 作品名:青春2周目の俺がやり直す、ぼっちな彼女との陽キャな夏
 著者:五十嵐 雄策
 ページ数:328ページ
 ジャンル:エンタメ
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 続きが気になる度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : タイムリープして青春2週目とか好きな人

■作品について

目が覚めると、俺は中二の姿に戻っていた──。
仕事はダメで金もなく、女にはモテるが夢を諦めクソみたいな大人になっちまった俺の人生。
全ての原因は中学時代のアイツ、初恋の彼女、安芸宮羽純のせいだ──なんて愚痴っていた俺は事故に遭い、なぜか中学時代へとタイムリープしていた。
当時は冴えないモブ男子だった俺だが、見た目を整え、中身は大人のコミュ力を発揮すると、あっという間に理想の青春をやり直すことに成功!
過去の記憶をもとに通学途中で美人ギャルの茅ヶ崎を助けたり、クラスの一軍男女のトラブルもクリアしていく。
あとは俺の人生を転落させた元凶、安芸宮羽純と過ごした向日葵が満開の『あの夏』の事件の真相を暴き、変えるだけのはずだったのだが──。

■良かった点

いわゆるタイムリープもの。
気がついたら、陰キャでダメダメだった中学二年生になっていた。
そこから青春2回目をやり直す。
という、まずはよくある物語展開である。

主人公が何の努力もせず、髪型を変えるだけでイケメン認定されて人気ものになるっていうのはあまりに安易な展開と思うが。
そこで主ではないんだろうな。
冴えない中学時代だったけれど、それをやり直すというのはもちろんあるけれど、主人公の目的は別にもう一つある。
それが、ヒロインである安芸宮羽純との関係性。
一周目で発生した、安芸宮羽純との事件。
その真相と、回復。
それこそが目指すべきところ。

一周目の展開を踏まえてやり直し、この二週目はうまいこといったはず。
そう思ったところでのラスト。
このパターンは、「バタフライ・エフェクト」、「シュタインズ・ゲート」系ということですね。
単にやり直すだけではない。
原因と結果。
過去に影響を及ぼさせて未来を変える。

ラスト、なぜこうなったのか。
ここからまたどうしていくのか。
続きを読まないと、ですね。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

主人公の努力感がなく成功するってのは、こういうやり直しものではどうなのか。
でもいまどき、そういうのも多いのか?

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