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【ブックレビュー】ロードス島戦記 誓約の宝冠1(著:水野良)

更新日:

【作品情報】
 作品名:ロードス島戦記 誓約の宝冠1
 著者:水野 良
 ページ数:344
 ジャンル:ファンタジー
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 懐かしさと新鮮さを満喫できる度 : ★★★★★★★★★☆
 こういう人におススメ! : 前作好きでも知らなくてもファンタジー好き!

 

■作品について

"呪われた島"ロードス。
かつて戦乱に包まれていたこの地も、英雄たちの活躍によって平和がもたらされようとしていた。
ロードスの6つの王国の6人の王。
時の大賢者より"誓約の宝冠"を受け、それぞれ戴冠した王により、1000年の平和がもたらされたはずだった。

しかしそれから100年、ロードスの地に戦乱が起ころうとしていた。
最大の王国、フレイムが他国を侵略しロードスを統一しようと動き出したのである。

マーモの王子であるライルは、平和を乱そうとするフレイムに対抗するべく“永遠の乙女”の力を借りようと旅に出る。

ここに、「ロードスの騎士」を巡る新たな冒険の幕が切って落とされた。

■良かった点

おおお、ロードス島の完全新作です!
いや、懐かしいというか思い出すといいますか。
日本のファンタジーの金字塔、「ロードス島戦記」、多くの人が手にして読んだことでしょう。
パーン、ディードリットをはじめとした多くの仲間達の冒険譚。
それがまた、新たな伝説を始めてくれたのです。

正直、果たしてどんな物語になるだろうか?
という不安があったのは事実。
ファンとしたら、同じような思いを抱いている人も多かったのではないでしょうか。
従来の作品が名作、かつ過去の作品となると想い出補正も入っていますしね。

しかし、そんな心配も杞憂でしかありませんでした。
本作は新シリーズの1作目ということで、まだまだ人物紹介や、世界情勢についての部分が多いのは確かですが、それでも問題なく面白い!

6つの王国と王が不戦を誓い平和となったロードス。
でも100年もたてばそんな思いも、世界も、変わります。
戦乱がないからこそ、色々と緩んでくるのはファンタジーだろうが現実世界だろうが同じなのでしょう。

野心を抱く王が出現するのは当然のことで、最強のフレイムがロードス統一をすべく事を起こします。
それに対抗しようとするのが、マーモの王子ってのがまた面白い。
強き者に対し、まだ若くて力弱い者が立ち上がり、これから勇者に、英雄になるべく成長していく物語という王道的な始まりで、先が楽しみになる。
もちろん、単純にそうなるとは限らない。
何せ「ロードスの騎士」パーンの伝説がありますからね。

昔から読んでいる人には、マーモの王子が主役なのでスパークやニースについても触れられるし、他にもカシューとかレオナーなんて名前も出てきます。
さすがに生きていて登場するのはディードリットとリーフといったエルフ族だけですけどね・・・・

戦乱が再び巻き起こり始めたロードス。
新たな主人公、ライルはどんな仲間に囲まれるのか。
そしてディードリットはどのような役割を果たすのか。

うーん、早く続きが読みたい!
ラノベでファンタジーなんだけど、重厚な設定でしっかり書き込まれ、それでいて文章は重くなく読みやすい。
こんな良質なラノベ、なかなかないですよ。

なお余談ではあるが、私がシリーズで一番、印象に残っているのは狂戦士オルソンである。
だからなんだ、といわれればそれまでだが、今も忘れられない最期だった。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

とりあえず早く続きが読みたいですが、あとがきで著者本人も言われているように、他のラノベみたいに3-4カ月に1冊とかは無理なので、1年に1冊は出して欲しいなぁ。

 

 

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