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【ブックレビュー】時空の神宝 洛中洛外の未来へ(著:苗場翔)

更新日:

【作品情報】
 作品名:時空の神宝 洛中洛外の未来へ
 著者:苗場 翔
 ページ数:272
 ジャンル:SF、ファンタジー
 出版社:ピコリックス・デザイン

 おススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 俺ツエー度 : ★★★★★★★★★☆
 こういう人におススメ! : 一万年後の京都を舞台にファンタジーという言葉に魅力を感じる人

 

■作品について

京都でエンジニアとして働く早神令時はある日、天変地異によって約一万年後の京都にタイムスリップしてしまう。
しかもそこでは、初老だったはずの体が中学時代に戻っていて、更に不思議な能力まで身についていた。
未来の京都には、人間たちとは異なる生命樹の系統である十夜族や、怪物達ば住まう世界になっていた。
現世に戻るためには宝物である時空の神宝の欠片を集めることが必要であると知り、令時はともにタイムスリップした部下の信二とともに、一万年後の京都を旅することになった。

■良かった点

異世界転生モノとはちょっと違うが、

  • 一万年後の世界に転移
  • 初老のおっさんが少年の姿に
  • しかも不思議な能力を身に付けていてほぼ「俺強ぇ」状態
  • 怪物や妖精といった生物が普通に存在

ということで、異世界転生して無双するのと大きくは変わらない。

元の世界に戻るため、時空の神宝の欠片を集める旅に出ることになるのだが、
物語展開的にも、獣に返信する美少女(もとい、美少女に返信する獣)が仲間になり、時空の神宝の欠片があるのは怪物の住んでいる場所で、その怪物に困っている村人を助けることも兼ねて怪物退治に行く。
怪物の中には仲間になって一緒に旅をするのもいたりと、王道的な展開を突き進んでいく。
通常のファンタジーと異なるのは、一万年後の設定の中でなぜかスマホやタブレットが使えるということ。
さらに、令時や令時とともにタイムスリップしてしまった部下信二の力により、リボルバーやショットガンが武器として使える事。
ファンタジー的な要素に、そういった現代的な要素が絡んでいるのが面白いところ。

物語はとにかくテンポよく、スピーディに突き進んでいく。
まあ、舞台はあくまで京都なので、次の目的地まで何日もかけていく、という感じでないのは確かだけれど。
村人とのやり取りも、怪物とのバトルも一気に、エンディングまで突っ走る感じ。

令時がもともとエンジニア(SE)であるだけに、ちょいちょいその手の思考が出てくるのも面白い。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

ラノベ的展開とはいえ物凄く都合よく話が展開していく。
住民たちは令時たちのことを疑わないし、スーパー能力でほぼ無敵、旅もバトルもほぼ苦労なし。
文体自体は読み辛くないが、会話や場面がいきなり切り替わったりして分かりづらいところはある。
粗削りな感じかなー

 

 

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