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ミステリー 書評

【ブックレビュー】ドS刑事 二度あることは三度ある殺人事件(著:七尾与史)

更新日:

【作品情報】
 作品名:ドS刑事 二度あることは三度ある殺人事件
 著者:七尾与史
 ページ数:248
 ジャンル:ミステリー
 出版社:幻冬舎

 おススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 ドS度 : ★★★★☆☆☆☆☆☆
 こういう人におススメ! : ラノベタッチで読める軽いミステリーが好き

■作品について

ある日、女性が殺害された現場の動画が動画配信サービスに投稿される。
その動画にさらに犯行声明と今後の犯行予告が電子音声で公開されていた。
「これから殺戮ゲームを開始します。ターゲットは七人の若い女性です。これは挑戦状です。捜査一課三係の黒井マヤさん」
次々と殺害動画が配信されるかつてない劇場型犯罪に捜査は難航。
マヤは事件の真相を解けるのか?

■良かった点

今回はシリアルキラーを追いかける。
本格ミステリーではなく、あくまでエンタメ嗜好、ラノベタッチのミステリー。
マヤをはじめとした登場人物達も色濃い人ばかり。
そんな中で今回の新キャラ、イケメンシリアルキラー・杏野雲。
東京拘置所に捉えられているが、マヤの師匠的な立場としてアドバイスを送る。
というか今までの事件でも送っていたらしい。

さくさく読み進められるのは良いのですが、読んだあとにイマイチ残らない。
シリーズ最初の頃はマヤのキャラクターとか、もっとタイトル通りドS要素も強かった気がしますが、その辺も落ちてきて。
代官山との関係性を進める方向にしたのかと思いきや、今回はその手の方向もなく。
新キャラはてこ入れのような気もしますが、これで盛り返せるか。

個人的には、もっとマヤと代官山の関係性をクローズアップして進化させてラブコメタッチに持っていっちゃった方が、とか思っちゃったりもしますが。
それはそれで違うか?

深く考えること無く、さくっと読みたい時に手に取ってみては。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

ありえない犯罪とかその辺はもう気にする作品じゃない。
やっぱり、なんかキャラクター性が弱まってきたというか、どうしてもワンパターンに陥ってしまう所をなんとかしたい。

 

 

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