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ミステリー 書評

【ブックレビュー】わんダフル・デイズ(著:横関大)

更新日:

【作品情報】
 作品名:わんダフル・デイズ
 著者:横関大
 ページ数:312
 ジャンル:ミステリー
 出版社:幻冬舎

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 わんダフル度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 読みやすいミステリーが読みたい

■作品について

盲導犬訓練施設の訓練生として働く歩美。
そして歩美の指導担当となる阿久津。
関西育ちでちゃきちゃきの歩美と、人付き合いが苦手だけど犬とのコミュニケーションはばっちりという阿久津、凸凹コンビが盲導犬の関与するトラブルを解決していく、短編連作ミステリー。

■良かった点

表紙を見て犬の物語かと思っていたが、扱っている題材は盲導犬。
主人公は盲導犬訓練施設で訓練士を目指している歩美。
施設には、イケメンで王子様と呼ばれている阿久津がいる。
阿久津は犬の扱いは誰よりも優れているが、人とはコミュニケーションが上手く取れずに施設内で浮いているような存在でもある。
関西育ちで人にガンガンぶつかり、おやじギャグを放ち、しゃべり倒す歩美とはなんだかんだで良いコンビ。
その二人が、盲導犬や、盲導犬の飼い主である視覚障碍者が抱える問題やトラブルを解決していく。

ちょっとした日常の謎的なものもあるし、少し重いものもある。
それでも阿久津は、盲導犬訓練士としての観察眼などを活かして、その謎を解き、トラブル解決を図っていく。
横関さんお得意の連作短編ミステリー。
といっても、それぞれの話がそこまで深くつながっているというほどでもないけれど。
それでも前に出た登場人物がまた他の話でも出てきたりして、そういう繋がりは感じられる。
最後の話も、全部の伏線が収束してドン! というよりも、一つの作品としての終わらせ方、という感じ。

すらすらと読み進められるので、誰にでもすすめられそう。
犬がもっと活躍してくれると良かったかもだけど、盲導犬だから勝手なことはできませんね。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

伏線回収、っていうタイプの連作短編ではないので、そこは注意。
でも、読んでいて素直に楽しませてくれる、横関さんらしい作品。

 

 

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