書評と主にマリア様がみてるの二次創作(旧:よしのXブレード)

マリア様の愛読書

ノーマルCP マリア様がみてる 冴香

【マリみてSS(山村先生×祐麒)】武士道トゥエンティーX (6)

更新日:

 

~ 武士道トゥエンティーX (6)~

 

 清々しい、さっぱりとした表情で冴香はやってきた。
「……ごめんなさい、負けちゃったわ」
 そう言って軽く頭を下げる冴香だったが、やはり暗さはない。
 最後の一本、冴香は面、そして意表を突いた逆胴を狙い、確かに梓美は虚を突かれたのだが、浅かった。そして逆に面で一本を取られてしまった。
 冴香に勝利した梓美だったが、その後の決勝戦で残念ながら負けてしまった。冴香との試合が堪えたのではないかとも噂されているが、事実は分からない。
 大会も終わり、人気の少なくなった会場横のベンチにバッグを置き、その脇でペットボトルの水を口に含む冴香は落ちこんだ様子もなく、特に慰める必要性も無いようだった。そもそも冴香の性格的に、生徒に慰められるとか嫌がりそうだ。
「理玖は?」
「用事があるって、先に帰られました」
「そう。でも福沢くんには稽古に付き合ってもらったのに、申し訳なかったわね」
「そんなことないですけど」
 実際、確かに稽古相手となって仮想的として梓美の戦い方を真似てみたものの、祐麒程度の腕では全くの力足らずだし、そもそも戦い方も異なるから梓美の十分の一ほどの力も見せられたとは思えない。逆に、弱い相手と戦ったことで勘が鈍ったりしなかったか不安に思うほどだ。
「ところで今日はこのまま帰るんですか?」
「そのつもりだけど、何か?」
 打ち上げでどこか寄って行かないか、そのような言葉が簡単に口をついて出てくるような祐麒ではないが、それでも今日ばかりは頑張って誘ってみてもいいかもしれない、そんな風に思い口を開く。
「特に用事がないなら、どこか寄って行きませんか」
 自然な調子で言えた、と思った。
「うーん、でも」
 案の定、難色を示しかける冴香に対しては先手を打つ。
「俺も先生の稽古に付き合ってきたんですから、少しくらい労ってくれてもいいと思うんですよね。お礼くらいしても罰はあたらないと思いますけど」
「む……教師にたかる気なの、いい度胸しているじゃない。まあでも、色々と無理にも付き合ってもらったのは確かだしね。分かったわ、少しくらいなら付き合いましょう」
「やった!」
 ならばと、冴香の気が変わらないうちに行こうかとしたところ横から声をかけられた。
「冴香、久しぶりに飲みにでもどう――」
 長身でやや浅黒い肌をしたその女性は誰あろう、先ほど冴香と戦った梓美その人であった。梓美は気さくにあげた腕を止め、祐麒と冴香に交互に目を向けると、あげた手の指で頬をかきつつやや気まずそうに口を開いた。
「あ……と、ごめん、彼氏?」
「違うわよ。なんでいきなりそうなるの」
「え、だってそんな感じだったじゃない」
「どこがよ、あなたの目、節穴なんじゃないの」
「な、なにーっ!?」
 負けた相手だが試合が終われば意外と気さくな付き合いをしているのか、そんなやり取りをかわす冴香がなんとなく珍しくて眺めてしまう。視線に気が付いたのか、冴香が誤魔化すように咳ばらいをして話を変える。
「この子は同じ剣道道場の子、応援に来てくれたのよ。さ、行きましょう福沢くん」
 梓美を置いて歩き出す冴香。
「えーと、いいんですか?」
「いいのよ」
 どうかと思ったが、冴香が良いというのならばということで気にしないことにした。それよりも今はこれからのことに集中しなければ。
「先生、どこか行きたい場所ありますか」
「福沢くんに付き合うんだから、福沢くんの好きな場所でいいわよ。あ、でもいかがわしい場所は駄目よ、高校生らしい場所であること」
 そんな、あくまでお堅い冴香を連れて行った場所はゲームセンターだった。小さな場末のゲームセンターではなく、アミューズメントスポットといった方が正しいかもしれない。健全かといわれると分からないが、小さい子供連れの親子から、意外とお年寄りまで来て楽しんでいるから問題ないだろう。店内も明るく華やかである。
 ゲームセンターに来るのなんて大学生の時以来だという冴香を強引に引っ張り、ゲームを物色する。一人でゲームをしても意味ないし、玄人好みのゲームも避ける必要がある。クレーンゲームは賞品が荷物になるのでやるとしても最後に回し、メダルゲームなど分かりやすそうなものにしようとする祐麒だったが、意外なことに冴香の方から声がかかった。
「ねえ福沢くん、これ、なあに?」
「え、ああ、これはカードゲームですね」
「カードゲーム? でも、ポーカーとかブラックジャックじゃないわよね」
「ああ、そういうのじゃなくて、カードを購入してデッキを作成して――」
 簡単に説明すると興味を持ったようで、とりあえずスターターパックを購入して実際にプレイしてみることにした。二人で協力プレイもできるようなので、祐麒も一緒に並んで座る。
 ゲームをプレイしてみるとその人の性格というものが少し分かるもので、冴香はロクに説明を読まずにプレイし始めたのでちょっと意外だった。学園での冴香を見る限り、きっちりと説明を読み込んでから始めるタイプだと思ったから。
 しかしながら良くわからず適当にプレイしたため、当たり前のようにあっさりと敗北してしまった。
「な、何よこれ、もう一回やるわよ」
 といいつつ納得いかなかったのか、新たなカードを購入してくる冴香。この辺は大人の財力なのだろうか。しかし、いくらカードを購入してみたところで戦略をもとにデッキを組まなければ意味がない。戦場、クリア条件、敵の陣容、そういったものに対して最適なデッキを組む、あるいはそういうのに関係なくとも攻め手・守り手として相乗効果を上げる様なデッキを組むとか。
 だがまだそこまで理解できていない冴香は、自分の好きなように組むだけである。まあゲームなんて好きなようにやれば良く、本人が楽しめれば良いのだが。
「――あの、先生」
 数回プレイしてみて気が付いたことがある。
「何かしら」
「先生ってもしかして、イケメン好きですか?」
「――――っ」
 なぜかといえば、冴香が組むデッキはバランスなどが考えられていないのは初心者だから良いとして、その組まれている中身が明らかにその手のキャラクターばかり、しかもどちらかといえば少年系が多かった。
「ちっ、違うわよ、これはたまたま戦略を考えたらこの組み合わせになっただけだしっ」
 明らかに動揺をみせる冴香に、さては図星だったのかと言った当人である祐麒も少しばかり驚いた。別に女性だからイケメン好きでも問題ないと思うが、イメージ的に冴香は渋いオジサン系が好きなのではないかと勝手に思っていたから。
「えーと、どんな戦略ですか?」
 なんとなく面白くなったので、少々意地悪と思いつつも突っ込みを入れてみた。
「そ、それはあれよ、中央突破と遊軍で役割も明確でしょう。で、こっちは攻撃補助で」
「攻撃ばっかでバランス悪くないですか」
「それは福沢くんがサポートしてくれるのでしょう。それより福沢くんだって、可愛い女の子を入れているじゃない」
 指さしてきたのは、ちょっとロリっぽい感じのする女の子キャラクターのカード。
「これはスペシャルスキルが優秀なキャラなんですよ。それに全体のバランスを考慮して入れているんですから」
「私も同じよ」
「いや、でも特定場面でしか役に立たない技を持つカードばっかで、通常能力はいずれも弱いし」
「ほら、さっさと始めるわよ」
 と、そんな感じで意外と熱中してハマる冴香とゲームを楽しむ。ネットで他のプレイヤーと対戦したが、同レベルの初心者のマッチアップでどうにか1勝をあげるのがやっとだった。分かったのは、ゲームに関しても真面目で負けず嫌いだということだ。
 ゲームセンターを出るとそれなりの時間になっていてお腹も空いていたので、ファストフードでハンバーガーを買って食べた。何か言われるかと思ったが、ジャンクフードは好きなのだと言って美味しそうに豪快にかぶりついていた。
「――付き合ってもらってありがとうございました、楽しかったです」
「そう、それなら良かったけれど」
「はい、それに先生がイケメン好きだっていうのも分かりましたし」
「もう、だからそれは違うって言ったでしょう」
「あはは、それじゃあ今日はこれで失礼します。お疲れさまでした」
「気を付けて帰るのよ、おやすみなさい」
 駅で別れを告げて自宅への道につく。
 思いがけずに知った冴香の一面を思い出し、くすりと笑いながら。

 

 

「ただいま」
「おふぁへり、ふぁやふぁっふぁへ」
 帰宅した冴香を出迎えてくれたのは、アイスキャンデーを咥えている理玖だった。荷物を下ろし、ジャケットを脱ぎながら応じる。
「どこが早いのよ、遅いくらいじゃない」
「えー? だって祐麒くんと一緒だったんでしょ、ラブホに行ったにしては早いじゃん」
 アイスを口から離し、ソファから身を乗り出して尋ねてくる理玖に、冴香は肩をすくめて息を吐き出す。
「だから、なんでもそういう方向に結び付けないの」
「でも、真っ直ぐ帰ってきたわけじゃないよね、この時間だから。どこに行っていたの、ねえねえ?」
 興味津々の顔をして尋ねてくる理玖は、回答するまではしつこく諦めず絡み付いてくることが分かっているので素直に教える。
 確かに祐麒と二人で帰りに寄り道したことは確かだが、別にやましいことがあるわけではない。教師と生徒がプライベートでと考えるとよくないが、今日は同じ師に師事する剣道の門下生同士として試合後の軽い打ち上げをしただけだ。
「――そういうわけで、今まで稽古に付き合ってくれて貰っていたから、福沢くんに付き合っていただけよ」
 部屋着に着替え終えて帰りがけのことを説明し終えると、なぜか理玖が憐れなものでも見る様な目をしていた。
「…………何よ」
「いや姉さん、それ本気で言っているの?」
「何が言いたいのよ」
 むっとして言い返すと、やれやれといった感じで理玖は髪の毛をかき、ソファの上で行儀悪くあぐらを組むようにして脚を組み替える。そして、ちらと視線を冴香に向けて口を開く。
「それってさあ、明らかに祐麒くん、姉さんに気を遣ってくれたんじゃん」
「――――は?」
 首を傾げると、更に深い、深いため息を吐き出す理玖。
「だーかーらぁ、試合で梓美さんに負けてショックだったでしょう。だって一年間ずっと頑張ってきたんだもん、負けず嫌いの姉さんが悔しくないわけないじゃない。それをさ、祐麒くんは少しでも気を晴らそうとしてくれたんでしょ」
「でも、福沢くんは稽古に付き合ったお礼にって」
「そんなの、姉さんのためだなんて言う訳ないじゃん、言われたら姉さんだって逆に申し訳ない気になるし、情けなくもなるでしょ、教え子に気を遣われて慰められたって。だから、祐麒くんが自分に付き合って欲しいという形にしたんでしょ。もー、それくらい分かってあげなよ」
「…………」
 理玖からの叱責に思わず黙り込む。
 確かに、梓美に負けたことについて納得はしているけれど、やはり悔しかった。あそこでああすれば、あるいはこう返したら良かったかと、試合が終わった後に反省とも後悔ともつかないものが押し寄せ、感情は波立った。
 だけど、祐麒に連れられゲームセンターで遊び、ハンバーガーを食べながらたわいもない話をして、その辺のもやもやもかなり薄まっていた。
「それだけじゃなくて、姉さんがスランプだったときは気分転換にデートに誘ってもくれたし」
「デートって、あなたねぇ」
「でも、事実でしょ?」
 突っ込まれて返事に困る。調子が落ちていた時、祐麒に誘われて出かけて行ったのは確かで、それによって調子が戻ったかどうかは別にして気を遣ってくれたのは確かだ。
「優しくていい子じゃん、付き合っちゃいなよ、もう」
「だから、すぐ恋愛に結び付けないの」
 それとこれとは話が別である。
 大体、単に担任に、あるいは剣道に師事する同士として気を遣ってくれただけで、相手にその気などないだろうし。
「まあ、いいけど。でも、これでもう一緒に稽古することもなくなるんじゃないの?」
「――え? なんで、そうなるの」
 驚き、訊き返す。
「だって、今日の試合に向けて稽古してきたんじゃない。祐麒くんだってもう付き合う必要もなくなるし」
「そ、それは、そうなのかしら」
「それと、姉さんにその気がないなら、本気であたし祐麒くんいただいちゃおうかなー」
「はぁ!?」
 見ると、理玖は眼鏡の下の瞳をキラリと輝かせ、唇をぺろりと舌で舐めていた。
「いや、今回の姉さんの件で改めて良い子だなーと思って。優しくて、気遣いが出来て、可愛くて、しかもそれだけじゃなくてこの数か月で急速に逞しくなって、でもまだ若くて出来上がっていない瑞々しい体とか、上着を脱いで上半身の汗を拭いている姿とか見ているとムラムラきちゃって。ちょうど、三月末で別れたばかりで独り身で寂しいし」
「理玖、また冗談なんでしょ」
「あと、教師になったことだし、女教師と生徒という禁断の関係がまた燃えさせるのよね」
 前みたいに冴香をからかうための冗談だと思うのだが、理玖が口にすると本気なのか嘘なのかが分かりづらい。そう、理玖なら本当にやりかねないから。
「駄目に決まっているでしょう、大体、福沢くんの気持ちだってあるでしょ」
「……あれ。あれあれぇ?」
 立ち上がった理玖が近づいてきて、にやりと笑みを浮かべる。
「な、なに、よ」
「福沢くんの気持ち、ねえ。前は、「教師と生徒でなんて」って言っていたのに、今は「祐麒くんの気持ち」ね? 今なら祐麒くんの気持ちは姉さんに向いているってことかしらぁ?」 「そんなこと言っていないでしょう、たまたまそう言ったのをあげ足とらないで」
 自分でも意識して発言をしたわけではない、それは間違いのない事なのだが、指摘されてドキッとしたことは確かだった。
「もうさ、いいじゃん。恋愛相手は年上とか変なこだわりは捨ててさ、あんないい子なんだし」
「だから、福沢くんの気持ちを無視しないで」
「あ、語るに落ちたね、今回はたまたまじゃないよね」
「さ、さっき口にしたから、つい同じように言っちゃっただけよ」
「苦しい言い訳だなぁ。もうさ、趣味と同じ年下美少年好きでいいじゃん」
「しゅ、趣味って、ちょ」
「いや、あたしに対しては今さらでしょ。ジョニーズとか、ゲームとか」
「そ、そうだけど」
 知られているとはいえ言葉に出して言われると恥ずかしくなる。ただ、ジョニーズはともかく、ゲームは一緒に暮らすようになった理玖が強引に薦めてきて、それでついうっかりはまってしまったというのに。
「とにかく、変なこと言わないで」
 形勢が悪くなったと察し、自分の部屋に戻る。
 もやっとした気持ちを抱えたまま。

 そして週が明けた月曜日。
「福沢くん、ちょっといいかしら」
 放課後、部活動が始まる前のひと時の合間を見つけて祐麒を呼び止め、周囲に生徒達がいないことを確認しつつも声を潜めて言う。
「なんでしょうか?」
「えーと……」
 髪を指で梳きつつ表情を変えないよう留意し、大丈夫だと心が落ち着いていると自覚してから口を開く。
「響さんところの稽古をやめるって、どういうことなのかしら?」
「――――え」
「そりゃあ確かに、私の試合は終わってしまったけれど、だからってやめることはないでしょう。そうね、私も今年で終わりのつもりだったけれど、負けてしまったし来年もまた出場することを考えても」
「えーと、ちょっと待ってください、先生」
「何か、言うことがあるのかしら」
「はい。ええと――」

 

「――ちょっと理玖!」
「ん? どしたん、姉さん」
 準備室でノートを開いていた理玖が驚いたように目を見開く。
 そんなことを無視してずかずかと近寄り、叩きつけるように机に手を置き理玖を睨みつける。
「福沢くん、響さんの稽古をやめるつもりなんてないって言っていたわよ。とんだ恥をかいちゃったじゃない」
「あ、そうだったんだ。でもあたしだって、そうかもしれないって言っただけだし」
「そ……うだっけ?」
 持っていたペンを置き机に頬杖をついてにやりと笑みを浮かべてくる。逆に冴香は勢いをなくし、言葉に詰まる。
「まあそれはともかくとして、祐麒くんが稽古をやめると思ってどうして問い詰めてまで引き止めようとしたの? 姉さんには関係ないじゃない、別に祐麒くんがやめたって」
「それは、稽古の相手が――」
「前まではいなかったのに? それに、祐麒くん程度の腕前だったら、そこまで姉さんの相手に相応しいわけじゃないでしょ」
「それでも、いてもらえるだけで随分と違うのよ」
「なるほど、あくまで稽古相手としてってことね」
「当たり前でしょう」
 腕を組んで言い返すと、理玖は開いていたノートを閉じて立ち上がった。
 そして、じりと一歩後ろに下がる冴香に対して逆に詰め寄ってくる。
「じゃあやっぱり、祐麒くんはあたしが貰っちゃっても――」
「それは駄目よ」
「なんで? また教師と生徒だからって言うの?」
「そうよ、当たり前――」
「じゃあ、告白だけして卒業するまで待てば文句はない?」
「え……」
「二年は長いけれど、好きになった男の子の為なら待っていられる。それに、近くで成長する姿を見られるし、待った分だけ卒業した後は燃え上がるかも」
「告白した時点で駄目に決まっているでしょう、もう、私は行くわよ」
「自分から来たくせに……素直になればいいのに」
 理玖の言葉を受け流して部屋を出ると、足早に廊下を歩いていく。
 カツカツと響くヒールの音のリズムが乱れていて、それが耳障りに感じる。心の乱れは技の乱れ、そんな時ほど心を落ち着かせなければ落とし穴に落ちてしまう。響からもしばしば言われていることである、冴香は熱くなった顔を感じながら目的地も分からないまま校舎内を歩くのであった。

 

 そして、そんな姉が出て行った扉を見つめて理玖は呟く。
「……てゆーか、どう見たって既に落ちているようにしか見えないけど」
 手を後ろに回してシニヨンにしていた髪を解き、手櫛で整える。
 しかし、男を見る目がない上に男っ気もない姉に対し、遠くにいる素敵な男性よりも近くにいる可愛い男の子はどうだと祐麒を近づけてみたわけだが、まさか本当に冴香の気持ちが傾くとは正直なところ思っていなかった。何しろ、生真面目な人間であるから。
 そんな冴香を傾けたのは、それこそ祐麒が半年に渡ってずっと冴香の稽古に真面目に付き合い、そして冴香が試合に勝つために援助をしてくれたからである。理玖もたまたま祐麒に目を付けて冴香に仕向けただけなのだが、まさかホームラン級の当たりをかっとばしてくれるとは驚きだった。
 これはまた思っていた以上に楽しい教師生活が送れそうだと、内心だけではなく表情に出して笑うのであった。

 

おしまい

 

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