書評と主にマリア様がみてるの二次創作(旧:よしのXブレード)

マリア様の愛読書

ノーマルCP マリア様がみてる 三奈子

【マリみてSS(三奈子×祐麒)】夏の日射しのロンド

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~ 夏の日射しのロンド ~

 

 終業式も終わり、全生徒が待ちに待った夏休みにいよいよ突入した。しかし祐麒は、熱帯夜が続いているというのに自室のクーラーが故障し、生き地獄のような日々を過ごしていた。今年はいよいよ受験生、夏休みといえば貴重な時間だというのに、部屋では勉強しようなんていう気は全く起きず、かといって姉である祐巳の部屋に居座るというのも気が引ける。リビングのエアコンは家族が揃っているときにしか稼動させないような暗黙のルールとなっているので、熱風を送ってくる扇風機を友として一日を過ごしていた。
 仲間との旅行はまだしばらく先で、当面はこれといった予定も無い。そんな、特筆すべきこともないような日を夏休みに入ってから数日間、過ごしてのことだった。
 いつかくるだろうとは思っていたけれど、やっぱりソレはいきなりやってきて、そして祐麒を振り回すのであった。

「―――え?いま、なんと」
 電話の向こう側から聞こえてきた言葉に、思わず聞き返してしまった。暑さのあまり、頭がぼうっとしていたのだろうか。
『だから、海に行こうって言ったの』
「いや、それは分かりますけど……いつ?」
 寝転がっていたソファから、体を起こす。暑さのせいで朝も早くに目が覚めてしまい、テレビでは普段は見ないような朝のワイドショー番組が流れていた。
『だから、これからだってば』
「これから?」
 テレビの画面に表示されている時刻は、まだ午前九時前だ。まあ、まだ、というほど早い時間ではないが、朝から電話してきて、今から海に行こうとはどういうことか。
『へへー、実はね、とうとう免許をとったのよ!パパから車借りたから、どこか遊びに行こうと思って』
 それにしても、いきなりすぎる。そういうことはもっと事前に連絡を……と言い掛けて、いつものことだと嘆息する。
「しかし、あのですね」
 こちらの都合も考えて欲しい。準備だってあるし、家族に何と言って出かければいいかとか、色々と心の準備とかもあるのだ。しかし、受話器越しの彼女に通用するようなことではないわけで。
『実はねぇ、今、祐麒くんの家のすぐ側まで来ているのよ』
「…………え?」
 慌てて立ち上がり、窓際まで駆け寄るけれども角度がないのであまり周囲を見渡すことはできない。
「冗談、ですよね?」
『あ、信じていないの?よーし、じゃあクラクション鳴らしちゃうぞ。えーと、どこ押せばいいんだっけ……』
「え、わーっ、ちょっと待って!」
 こんな住宅街でクラクションなど鳴らされたらうるさいし目立ってしょうがないし、下手したらまだ寝ている祐巳が起き出してしまうかもしれないし、そうじゃなくても近所の人の注目を集めてしまうかもしれない。
 しかも三奈子さんなら、本気でやりかねない。いやきっとやるだろう。
 だから、受話器に向かって叫ぶしかなかった。
「あ、あと五分で行きますから、ちょっと待っててください!」
 と。

 こうして、祐麒の慌ただしい夏休みが始まったのであった。

 

「はーい、祐麒くん、おはよ」
 車から降り立って手を振る三奈子さんは、サックスカラーのレース使いタンクトップに、ラメストライプの入った膝下丈パンツという夏らしい爽やかな格好だった。ついつい、胸の膨らみや腰のくびれに目がいってしまうのは男だから仕方ないことと、勝手に自分の中で決着をつける。
 視線を後ろにずらすと、オレンジ色に輝くコンパクトカーが路上に駐車してあった。車の前後には当然、若葉マークが貼り付けられている。
「本当に、取れたんですね」
「当たり前じゃない」
 得意げに胸をそらす。胸が揺れて目に毒だ。
「さ、乗って乗って」
 せかされるようにして助手席に乗り込むと、車独特の匂いと、エアコンで冷やされた空気が体を包み込む。カーステレオから流れているのはFMラジオか。
 三奈子さんもまた運転席に座り、シートベルトを締める。
「さ、行こっか」
 さわやかに三奈子さんは笑い、そして車は動き出した。

 不安だったのは、もちろん三奈子さんの運転だった。免許取立てで慣れていないということは仕方ないとしても、基本的な部分が果たして大丈夫だろうかということ。
 心配は、ある意味的中した。
 当初、祐麒が心配していたのはスピードの出しすぎとか、暴走とか、車線をはみだすとか、そういうところだった。普段の行動からして、そうなるのではないかと危惧していたわけだが、意外なことに安全運転であった。
 しかしながら必要以上に安全運転であるため、混雑していてスピードが出ないところでは良いのだが、道が空いていて車が流れているところでも制限速度を遵守していて、周囲の流れというものを意識しないのだ。だから、ルールを守ってはいるのだけれど、怖い。
 もう少しスピードをあげたら、と忠言することもあったが、「だって、制限速度があるじゃない」と抗議されてしまった。
 しかし、下手なスピード狂よりかはよほど良いだろうと納得する。そう考えれば、ゆったりとしたドライブもいいものだ。時折、よそ見したりおしゃべりに夢中になったりして危なっかしいときもあるけれど、笑って済ませることのできる範囲である。何より、楽しそうに運転している三奈子さんの顔を見ていると、些細なことは忘れてしまえたから。
 たちまちのうちに時間は過ぎ、気が付けばエアコンは切り、開け放った窓から潮の香りがするようになっていた。暑いけれども、どこか心地よい。
 やがて車は適当な駐車場を見つけて停車した。
 久しぶりに大地に足を降ろす感触が、どこか気持ちよい。
 頭上からは灼熱の太陽、足元からはアスファルトから濛々とした熱気、正面からは海からの風。
 そして隣には。
「うっひゃぁ~、さすがに疲れたよー」
 ふらふらとした足取りで運転席から降り立ったかと思うと、倒れるようにしておもむろに祐麒に抱きついてきた。
「ふひーっ、ちょっと支えてー」
「み、み、三奈子さんっ!」
 後ろから首に回される腕。
 それ以上に、背中に押し付けられる感触。
 お互いにTシャツ、タンクトップという薄着では、感じ方も大きく違うわけで。柔らかな二つのモノがぐいぐいと押し付けられる感触は、実に一年ぶりだろうか。本当は、もっとこのままでいたいという欲求もあるのだが、
「ほら三奈子さん、シャンとして」
 と、体を離してしまう。
「運転に疲れたドライバーのことを少しは憂慮してよ」
「はいはい、じゃあ何か冷たいものでも奢ってあげますから」
「本当?じゃあねえ、やっぱりこの時期、カキ氷よね!メロンがいいかな、それともイチゴかな、あ、やっぱりレモン?」
 無邪気に喜ぶ三奈子さん。
 そんなことで。
本当に、二人で海にやってきたんだなと思う祐麒なのであった。

 

 一歩一歩、踏みしめるようにして砂の上を歩いてゆく。立ち込める熱気も、普段なら顔をしかめてしまう太陽光線も、海に来ているという一点で許せてしまう気がするから不思議なものだ。
 視線を改めて周囲に向けると、目に入ってくるのは砂と海と空と雲。人の姿がごくまばらなのは、到着した場所が海水浴場ではないからだろう。海に行くというから、てっきり泳ぎに行くものとばかり思っていたが、そうではなかった。理由を聞いてみると、「水着を持ってきてないから」だという。家を出たときは目的地も特に決めておらず、突発的に海に行こうと思い立ったとのこと。三奈子さんらしいといえば、三奈子さんらしい。
 歩きながら貝を拾ったり、打ち捨てられているゴミを見て嘆いたり、地元のお婆さんと思わぬお喋りをしているうちに昼を過ぎ、一度海岸から上がって近くのお店に入った。
 食堂ともレストランとも喫茶店ともいえないような微妙な店だったが、アットホームな雰囲気が漂う心地よい空間である。
 一昔前のアイドルの水着ポスターや、『冷やしタヌキはじめました!』という意味不明な手書きの紙が貼られ、どこに売っているのか疑問を投げかけたくなるデザインの風鈴が吊るされて涼しげな音色を響かせている。
 店内に空調は入っておらず、何箇所かに置かれている時代物の扇風機が、生温い風を送りつけてくる。
「やっぱり、こういう場所に来たらカレーか焼きソバよね」
「そうなんですか?」
「そうに決まっているじゃない」
 なぜか決め付ける三奈子さんに乗せられたように、祐麒は焼きソバを注文したが。
「じゃあ私は……シーフードスパゲティで」
「あれっ、ズリーっ?!」
「え、何が?」
 きょとんとする三奈子さん。
「何が、じゃないでしょう。今さっき、『こういう場所にきたらカレーか焼きソバよね』とか言っていたじゃないですか」
「なに今の、私の真似?私、そんな変な喋り方しないよー」
「いや、論点はそこじゃないですから!」
 他愛もないお喋りに興じているうちに、注文の品が運ばれてくる。どうにも納得のいかないまま、ソースがやけに濃い焼きソバを頬張っていると。
「男の子なんだから、細かいことにこだわらないの」
「そんなこと言われてもなあ」
「んもう、しようがないなぁ」
 言いながら、どこか小さな子供でもあやすような感じで三奈子さんは肩をすくめながらパスタをフォークに巻きつかせて。
「はい、じゃあ一口あげるから」
 そのフォークを祐麒の口元にのばしてきた。
「え、いや、ちょっと……んぐ」
 何か言おうと開いた口に、有無を言わさずフォークを入れられた。
 微妙に塩味の強いパスタを咀嚼し、飲み込む。向かいの席で、三奈子さんはいつもと変わらぬ顔をして祐麒のことを見つめている。
 他に客のいない、閑古鳥の鳴いている店でよかったと思いながら目を動かすと、にこやかに微笑む店のおばちゃんと視線が合い、思わず赤面する。
 食事が終わるとカキ氷を追加で注文した。三奈子さんはメロン、祐麒はレモンを注文し、ここでもお互いの品を交換して二つの味をあじわった。
「うーん、美味しかったね~」
 満足そうに、舌でぺろりと唇を舐める三奈子さん。
 やがて伝票を手に取って椅子から立ち上がる。
「あ、俺も払いますよ」
「ん、いいよ。焼きソバは私が奢ってあげる」
「でも」
「いいからいいから。でも、そのかわり」
「ん」
「約束どおり、カキ氷は祐麒くんの奢りだからね」
「あ、なんだぁ」
 三奈子さんの言葉に、ポケットから財布を出そうとすると。
「奢りっこだね」
 と、笑いかけられた。
 レジに立つおばちゃんの生温い視線がやけに恥しくて、祐麒はぶっきらぼうに一枚の紙幣を出して足早に店を出てしまった。
「あ、ま、待ってよ祐麒くん」
 背後で、慌てた三奈子さんが小銭を落とすのが分かった。
 太陽の光は店に入る前と変わらぬ勢いで輝き続けている。目を細めながら背伸びをした祐麒は、合成のシロップをかけただけのカキ氷がなぜあんなに美味しいのか考えるのであった。

 午後三時をまわっても、いっこうに暑さはおさまる様子を見せなかった。肌が微妙にチリチリするのは、焼けている証拠だろう。
 特に何をするでもなく、海岸を二人でうろうろしているだけでも退屈はしなかったが、やがてとうとう三奈子さんは辛抱たまらなくなったように口を開いた。
「やっぱり、海に来て海に入らないのってもったいないわよね」
「自分でそうしたんでしょうが」
「うるさいわねえ」
 じろりと睨まれた。
 そのまましばらく、無言で波を眺めていたけれど。
「あー、やっぱり我慢できない。ね、入っちゃお?」
「でも、水着持ってきてないんでしょう」
「そんなの、いいじゃない」
「あっ」
 さっさかとサンダルを脱ぎ捨てる三奈子さん。止めようとする祐麒の手を避けるようにして、三奈子さんはTシャツのまま、きらめく海へと跳んだ。
「わはーっ、気持ちいい!」
 素足を水に浸して破顔する。
「ほら、祐麒くんもおいでよ」
「うーん」
「気持ちいいよ、ほらっ」
 足で水面を蹴り上げ、派手に水しぶきをあげる。水滴は光を反射して様々な光を放ちながら祐麒に降りかかった。熱を放つ肌に水が跳ねる感触が実に気持ちよく、結局祐麒は誘われるがまま海へと足を踏み入れた。
 足に押し寄せてくる波は、引いていく際に独特の引っ張られる感じを与えてくれて、約一年ぶりの懐かしい感覚を味あわせてくれた。そして、そんな感慨に浸っている暇も与えてくれないくらい、三奈子さんははしゃいでいた。
「もうちょっと深いところまでいってみようよ」
「服が濡れちゃいますよ」
「ちょっとくらい、すぐ乾くわよ」
 波が、膝にかかるくらいの高さまでになった。軽く捲り上げただけのジーンズは既に水を吸って少しばかり重くなっている。
「あぶないですよ、海をなめていると」
 言うなり、今までより少し大きめの波がやってきた。案の定、三奈子さんは波の勢いにバランスを崩しかけていた。
「わ、わっ」
「あぶないっ」
 倒れかけた三奈子さんに手を伸ばす。三奈子さんもまた、なんとか体勢を保とうとして祐麒の手を取ろうとした。
「きゃあっ?!」
「うわっ?!」
 しかしながら、その甲斐も無く派手な音と水しぶきをあげて倒れてしまった。
 祐麒自身が。
「ぶはっ!」
「あらら」
 三奈子さんはといえば、目を丸くして尻餅をついている祐麒のことを見ていた。バランスを崩していた三奈子さんは祐麒を犠牲にすることにより全くの無傷であった。
 一方の祐麒は、当然のごとく上から下まで濡れ鼠。髪の毛を滴って水がぽたぽたと垂れてくるのが目に入る。
「もう、しようがないなぁ」
 そんな祐麒の姿を見て苦笑した三奈子さんは。
「本当にドジなんだから。ほら」
 と、手をさし伸ばしてきた。
 一瞬の後、無言でその手を取った祐麒は。
「よいしょ……って、きゃあっ?!」
 祐麒の体を起こそうと力を入れた三奈子さんを、逆に引っ張った。
「な、な、何するのよっ?!」
「もとはといえば、三奈子さんが倒れそうになっていたんでしょうがっ」
「でも倒れたのは祐麒くんでしょう」
「誰のせいだと思っているんですか」
 水に濡れたポニーテールを振りながら、祐麒の上に乗っかるようにして睨みつけてくる。負けずに睨み返す祐麒であったが。
「えい」
「ぶっ!」
 水を思い切り顔面にかけられた。不意をつかれたため、口と鼻に入って咳き込んでしまった。
「こ、こらっ、三奈子さんっ!」
「へへーんだ」
 全身ずぶ濡れになった二人は、まるでやけになったかのように水をかけあい、はしゃぎまわったのであった。

 太陽が海面に随分と近くなったのを横目に、車は走りはじめた。
 びしょびしょに濡れた服も真夏の陽射しの下にいたおかげでどうにか乾き、車に乗るには差し支えない程度にはなっていた。シャワーを浴びていないため、多少の不快感は残っているが仕方ないだろう。
 さんざん遊んで、心地よい気だるさが全身を包み込む中、のんびりと車は走る。運転席でハンドルを握る三奈子さんは、濡れたせいかはわからないがポニーテールを解いていた。
 都心部に近くなると、渋滞にはまった。遅々として進まない、イラつくような車の進みも、三奈子さんと喋っていると気にならなかった。むしろ、渋滞が続けば長く一緒にいられるなどという考えが浮かんでくる。
「今日も楽しかったねー」
「そうですね」
「楽しかったら、もっと楽しそうにしなさいよー」
 口を尖らす三奈子さんを見て、苦笑する。
 やっぱり、どうしようもなく彼女に取り込まれている自分自身を感じる。でもそれは、幸せなことなのかもしれない。一緒に居て楽しいと思える人と共に居られるということは。
「今日はお風呂、沁みそうね」
 やがて車は、見慣れた街へとやってきた。
「この辺で、いいですよ」
「え、祐麒くんの家まではまだまだじゃない」
「えーと、ちょっと本屋に寄っていきたいから」
 家の前まで送られたら、家族に見られてしまう可能性が高い。それはやっぱり、恥しかったからついそんな嘘をついてしまった。
 三奈子さんは嘘などとは思わず、素直に路肩に車を寄せた。
 シートベルトをはずし、ちょっとばかり名残惜しい気持ちを引きずりながらドアに手をかけたところで。
「あっ!」
 いきなり声を上げる三奈子さん。
 何事かと思って見て見ると、ハンドルにかぶりつくようにしてフロントガラスの向こう側を凝視していた。
「どうしたんですか?」
「あれは、白薔薇さまっ」
「え」
 言われて、三奈子さんの見つめている方向に目を向けると。確かに、かつての白薔薇さまである聖さんの姿が見えた。
 Tシャツにスリムなジーンズという格好の聖さんとは別にもう一人、女性がいた。メガネをかけた知的な美人といった感じの人だった。
 二人はしばしば何やら言い合っていたが、やがてメガネの女性が肩をすくめると、すたすたと歩いて近くに止めてあった黄色い軽自動車に素早く乗り込んだ。慌てて後を追うようにして、聖さんが運転席のドアを開ける。
「こ、これはスクープの匂い……聖さまの恋人かしら?!」
 目をきらきらと輝かせ始める三奈子さん。
「え、ちょっと、まさか」
「追うわよ、祐麒くん。ほら、早くシートベルト締めて。ああほら、走り始めちゃったじゃない」
 祐麒がシートベルトを締めるのも待たず、ウィンカーを出して追いかけようとする。
「いや、ちょっと待って三奈子さん。今、ちょっと……」
「静かに、気づかれちゃうでしょう?」
 お互いに別の車の中にいるのだから、喋ったところで気づかれるわけもないのだが、そんなことよりも祐麒は気になることがあった。
 運転席に乗り込む前、聖さんの視線がこちらを向き、一瞬の後、にやりと口元を歪めたような気がしたのだ。
「一体、どこへ行くのかしら。それよりも相手はどなたなの、蓉子さまじゃなかったし……」
 三奈子さんはぶつぶつと呟きながらも、どこか楽しそうだった。

 まあ、いいか。

 気にするほどのことでもないだろう。それよりも重要なことは、この真夏の夕方のチェイスがいつまで続くのか。きっと最後は逃げられて、三奈子さんは悔しがるのだろうなどと考えながら。

 一緒に居られる時間が長くなったことを喜んでいる自分がいた。

「あ、スピード上げた。逃がさないわよ~」

 車が加速する。
 窓から吹き込む風が、解かれて自由になった三奈子さんの長い髪の毛を揺らす。

 カーステレオから流れるBGMは、いつのまにか"大追跡"へと変わっていた。

 

おしまい

 

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